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オンラインセミナーからオフラインセミナーの世界に戻ってきた話

こんにちは!カラーミーショップのおみきと申します。

このnoteは、カラーミーショップのスタッフおみきが、
普段のお仕事やYoutubeでの活動を通して、いろんな人に展開できそう、
展開してもらいたい!と思ったことをまとめたり、たまにメモとして使うnoteです。

2022年にもなると、コロナ禍で言われていた様々な制限が外れはじめ
私の仕事の内容にも少しずつオフラインでのセミナーのお仕事が増えてきました。

今回の記事では、元々オフラインセミナーを中心に活動していた自分が、
コロナ禍になってオンライン中心のセミナーになって、
そこからまたオフライン中心のセミナーに戻るという体験をするなかで
不安だったこと・それを解消した体験を書いていきます。

コロナ前のオフラインセミナーのとき

といってもセミナーの種類は1種類しかなかったのですが、以下のような手順でいつも準備をしていました。

 1.スライド作成
 2.原稿作成(いいたいことを全部文字起こし)
 3.プレリハーサル
 4.リハーサル

プレリハーサルでは、
会社の会議室で実際にモニターにスライドを映して操作しながら
本番さながらにおしゃべりをして、何分かかったかをはかっていました。
それでオーバーするようなら原稿を削ったり、スライドごと削ったりしていました。

そして、調整が完了した内容でもう一度リハーサルを行い
時間内かどうか、話すときにつまるところはないかなどをチェックしていました。

そして、それを繰り返すことで、原稿が頭の中に入ってきて、
自然と原稿なしでもお話できるようになっていったんです。(これが超重要だった)

コロナ禍のオンラインセミナーでは正直ちょっとサボれていた

オンラインセミナーは、極論PCのカメラに映っていない範囲であれば
何をしても大丈夫です。
なので、オンラインセミナーは常に原稿を読み上げるかたちで、セミナーに臨んでいました。

なので、オフラインセミナーのときに行っていた
セルフリハーサルは、「その原稿を読み終わるのが、時間内かどうか」だけをみれば問題なかったんです。

もちろん、ただ読むだけだと、
聞き手にすぐバレる(原稿の丸読みは思っている以上に聞き手の頭にはいってこないし、スライドの内容がグダっていたり難しい話のものだと、すぐに聞き手はオンラインで別の作業をし始めてしまう)ので、
今まで以上に聞き手に質問を投げかけるスライドをいれたり、読み聞かせをする気持ちで、いつも以上に声に抑揚をつけ、常に注意をひく気持ちをもって原稿を読んでいました。

正直オフラインのときのセミナー準備で一番工数がかかっていた
「プレリハーサル」と「リハーサル」の部分が、かなり軽くなったので
ラッキーと思いながら過ごしていたのも否めません。

2022年のオフラインセミナー

そして今年はなんとありがたいことに
オフラインの場でのセミナーが増えてきて、2022年は7本近くセミナーをやらせていただくことになりました。
そのうち半分はオフラインセミナーだったと思います。

そこで私が最初に思ったのは、「やばい」です。

2年ちかくも原稿を読み上げるだけのセミナーをやってきてしまったものだから、急に、オフラインで、原稿なしの、みなさまの前に立って何かを伝えることなんてできるんだろうか、と、めちゃくちゃ不安になりました。

結果的に大丈夫だったのですが、大丈夫にするまでの過程に新たに学びがあったので、同じようなことにぶちあたった方の参考材料になればうれしいです。

前置きが長くなってしまいましたが、
私がリハビリもかねて行っていたオフラインセミナーの準備手順は以下のとおりです。

 1.スライド作成
 2.原稿作成(いいたいことを全部文字起こし)
 3.プレリハーサル
 4.リハーサル

ざっくり手順でいうとコロナ前と手順は同じですが、
1と3の部分の内容がかわりました。

1の部分については、
1スライド1分の内容」に決めてスライドを作るようにしました。

私のスライドの右下にはいつもスライド番号がふってあるので、
単純に1スライド1分でしゃべるようにすることで
時間配分がコントロールできるからです。

これにより、30分の持ち時間のセミナーをするときは
基本的にスライドは30枚前後という目安ができ、=話す内容量の目安になります。
また、スライドの番号をみれば今いるべき理想の経過時間がわかるようになりました。

3は、もうちょっと細かくいうと、
まず作り上げた原稿を読み上げてみて、何分かかるかをはかります。

そこで、セミナーの持ち時間に対して3/4くらいの時間で読み終わればよしとしていました。

これは2022年のセミナーの経験則からなのですが
「ただ原稿を読んだとき」にそれくらいの時間で余裕をもって終われる原稿の内容であれば、
「実際にソラで、緩急をつけながらしゃべったとき」にちょうどよい時間で終われることに気づいたからです。

なので、30分が持ち時間のセミナーであれば、
23分~25分前後で原稿を終われば、よしとしていました。

また、そのときの原稿の文字数は
9000字~10000字であることも、回をかさねることでわかってきました。

まとめると、30分の登壇のときの私の黄金数字はこれです。

登壇分数30分の場合=スライドの枚数は30枚前後
登壇の分数30分の3/4=原稿の読み上げ時間が23分前後
登壇の分数30分時の原稿の文字数=9000~10000文字前後

登壇の内容が変わったら、数字もかわるかなと思ったのですが、
特に大きく変わることはなかったので、これが私にとってはちょうどよい数値たちなんだと思います。
これを自覚することができたのが、2022年オフラインセミナーに復帰した私にとっての大きな収穫でした。

この参考値をもって登壇準備をすることで、
「時間内にしゃべりきれるか」という点の不安は一切なくすことができ、
より原稿を頭の中にたたきこむことに集中できたり、
伝わりやすい言い方にするためにはどうしたらいいか、に時間を費やすことができたような気がしています。

結果、セミナーでしゃべりたいことが準備をかさねるごとに自分のものになってきて、原稿をみることなくソラでお話ができ、
時間内でおしゃべり終わることもできたオフライン復帰の2022年でした(満足度も100%をいただくことができました😊)

2023年はさらにオフラインのセミナーが増えていくと思うので
もっともっと内容・プレゼン力に磨きをかけていきたいと思います💪

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