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エッセイとは何か(014/100)
日記とエッセイの違いは何なのか。
先日までライティング講座に参加していた。その講師であるさとゆみさんが卒業生に毎日インタビューする企画が進行中だ。10回目のゆりさんのインタビューで、よくわかっていなかった日記とエッセイの違いを理解できたと感じた瞬間があった。
30日間連続、朝6時から、さとゆみビジネスライティングゼミの卒業生メンバーに話を聞いていきます。
— 佐藤友美(さとゆみ)『ママはキミと一緒にオトナになる』(3/22発売) (@SATOYUMI_0225) April 9, 2023
10回目は、ゆりちゃん
@RumpleteazerYrk https://t.co/65EoHyOmsY
インタビュー中にさとゆみさんが、エッセイは文章の上手さで読ませるものではなくて、エッセイに含まれる着眼点や新たな気づきを読ませるものだと話していた。
そうなのか。そういうことか。目の前の事実や経験、聞いたことをそのまま書いただけでは、日記になる。記録としての意味はあるけど、誰かに発見をもたらすものになっていかない。
目の前の事実や経験、聞いたことに対して、解釈した自分の考え、気づき、問いが文章に混ぜ込まれるとエッセイに進化すると理解した。つまり、取材者の目線で生きることってことか。講義の内容とリンクしていく。
ちなみに、エッセイの意味も調べてみた。
思索や意見、感想などを形式にとらわれず、簡潔に述べた文学の一ジャンル。エッセイまたはエセーは日本語では一般に「随筆」の意味で用いられ、文学の一ジャンルとして確立している。英語のessayはフランス語の「試す、試みる」を意味する動詞essayerから発している。フランス語のessaiはessayerの名詞形である。これが最初に「随筆」の意味で用いられたのは16世紀後半、モンテーニュのEssaisであり、邦訳では『随想録』というタイトルで親しまれている。しかし当時は文学様式としての「随筆」はなく、エセーとは「試行、吟味、試験、経験、実験」などの意味を含んでおり、モンテーニュ自身のことばによれば「判断力の試み」であった。つまり、『随想録』は自分自身が何者であるのかを知ろうとする基本的な態度から発して、思索を展開しているのである
「英語のessayはフランス語の『試す、試みる』を意味する動詞essayerから発している」
書き手が事実に対して解釈を試みること。その解釈が読者にとって発見を生む。
事実に私なりの想像力を持って解像力を上げていけるとエッセイになる。日記になっちゃうな、書くのが難しいな、と思っていた理由のひとつがわかった。課題が見つかれば、解消できるという話もゆりさんのインタビュー中に出てきていた。
課題発見。私のレベルが1上がったと思われる。ちゃっちゃらー。
100日チャレンジ 013/100
ひとこと:毎日聞いているインタビューには色々なヒントがある。
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