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サンリオと比較文化

知らないものーーー自分一人では辿り着けないことを深掘りできる瞬間があると、知的好奇心が満たされる。

それぞれ仕事も住んでるところも違う固定のメンバーで、月1回ペースでゆるく雑談を会をやっている。「会」といっても、形式がかっちりあるわけじゃなく、最低限の節度は守りながらも、しゃべりたいことを共有するような場だ。

「サンリオフェスに行ってきたんですけど」

ぼくからすれば、日本とブラジルくらいほどの距離感があるトピックがやってくる。小学生のとき、朝の番組で「バツ丸」というキャラに慣れしたんだ程度の記憶しかない。

その話をきっかけにサイトを調べてみると、キャラランキングが紹介されたページに辿り着いた。「シナモロール」が人気だと知った。そして、日本だけでなく海外のランキングもあった。

ほとんどがシナモンロール人気の中、タイでは「みんのたあ坊」、イギリスでは「ポムポムプリン」、韓国では「ポチャッコ」など、微妙に国柄が現れてそうな順位がおもしろかった。

比較文化とは、「比べる」ために「共通する(同じ)」基準が必要になるが、サンリオのキャラランキングの比較文化論は、それはそれで深掘りできそうだぁと思った。

ちなみに、サンリオには「ぬ〜ぼ〜」というキャラがいると思い込んでいたが、ただのチョコのお菓子(大好きだった)のキャラだったと人生36年目にしてやっと知った。知らないことだらけや。


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