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美術館や博物館でのインプットが仕事に効いてる?わけ。

昨日、インプットが足りないと自然にアウトプット(ブログのアップ)が減るというお話を書きましたが、書籍と同じくらいアウトプットの原動力となるインプットが、わたくしの場合は美術館や博物館です。

本の場合、例えば1,500円のビジネス書に、ガチで自分のビジネスに役立つことがたった一行でも書いてあれば、めちゃくちゃ費用対効果のよい投資ですよね。ヘタなコンサルやコーチに払うなら、本を10冊20冊買った方がよっぽど元が取れると思います。

ミュージアムに行こう

偶然にも、美術館や博物館の特別展の入場料も、1,500円くらいであることが多いです。これも、そこから何かヒントが得られれば、めっちゃ安い。

いやいや、美術展からビジネスのヒント?ありえないでしょと思う方も多いかもしれません。

もちろん、古代ギリシャの彫刻を見ることで、即売り上げがアップするわけではありません。ポイントというか、大事なのは、美術館という普段とは違う空間、非日常の中に身を置くことではないのかなと思います。

例えば美術館で、難しそうな絵画をまじまじと見つめ、その絵が描かれたころのこと、作者の説明などを読みながら思いを馳せる。そうすることで何が起きるかというと、脳のいつも使っていない部分が、少しうごめくような気がするのです。

仕事で悩んでいるとき、解決策を考えているとき、たいていはいつもと同じオフィス環境ではありませんか?そこで思考パターンもルーティンになっているのは、誰もが感じるところではないでしょうか。

そんなとき、美術館で絵を見ながら仕事のことを振り返り考えると、わたくしはなぜか名案がパッと浮かぶことが多いと感じています。なんというか、「なんでこんなことに捉われていたんだろう」とか、「これってそもそもそんなに深刻なことじゃないじゃん」という気付きがあります。

視野が違うというか、業界の外から俯瞰できるというか、そんな感覚です。ちょっと新鮮な「もうひとりの自分」が現れる体験と書いたら、さすがに大仰でしょうか。

それに加え、わたくしの場合は文具やサービスの企画が仕事ですので、アートはアイデアに「直結」してしまうヒントを与えてくれることも多いです。生々しいお話ですが、何気なくある美術展に行ったことで、最終的に大きな売り先を得るきっかけをゲットしたこともあります。(それはまたいつか書きます。)

特に東京は、ありがたいことにどこの地域にもミュージアムがあります。行き詰ったら、すぐに立ち寄れるのです。

ぐるっとパス

ぐるっとパスをご存知でしょうか。2,200円で冊子に、都内近郊のかなりの数のミュージアムのチケットが収録されており、二か月間行きたい放題という優れモノです。オススメ。

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>>ぐるっとパス

常設展のチケットが多く、特別展は割引というのが多いのですが、それでも十分に元が取れます。ただ、二か月間というのが案外早いので、気を張ってないとすぐに期限切れになるのはご注意を。

ということで、訪問先で早く仕事が終わったときとか、逆に直行で少し早く現地に行けそうなときなど、近くに知らない美術館があったら、行かない手はありませんよー。
わたくしも時間の許す限り、ミュージアム活にいそしみたいと思います。

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