ジールスに入社して4ヶ月が経ったので、正直な感想とアラフォーがスタートアップに転職する時の心得的なものを書いてみる。

10月から業務委託として関わっていたものの、正式入社は11月ということで、入社して4ヶ月が経ちました。

ジールスで働いている時間はまさに「時空の歪み」そのもの。もう何が何だか分からないくらいの圧縮率で時が過ぎ去るわけなんですが、兎にも角にも幸福な時間を過ごせております。(体重は12kg増量しました)

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結論、改めてジールスに参画できて本当に良かった。

大変なことが多いけど、ビジョンドリブンに働くことがこんなにやりがいがあって、何より「生きてる実感」を感じられるものだったとは・・・と毎日を振り返っています。

■まずは「否定」よりも「肯定」力。救世主ではなく、地力になる。

僕が現時点で活躍できているかどうかはさておき、アラフォーのスタートアップ参画、という文脈において、とても大事だと感じているスタンスがあります。

十数年キャリアを積み上げてきた自身の能力がどれほどスタートアップで通用するか。どうやって自分の力でスタートアップを成長させるか。多くのアラフォー参画者は息巻いていると思うのですが、その時に大切なのは「否定」をしないこと。

スタートアップは当然のことながら、様々なことが未成熟です。あれもない、これもない状態。まさにケイオス。

そんな混沌とした状態に、救世主のように現れる俺。 俺 is 救世主。

今までを否定して新しく生まれ変わろうぜ!と声高に叫ぶ勘違いさんをたまに見かけるのですが、大切なのは「否定」よりもむしろ「肯定」だと思ってます。そう、あなたは(わたしは)救世主ではまだない。

※ちなみに採用する側も「救世主」を採用しようとすると間違うんですよね。いわゆる「モンスター採用」も同様。それを前提として戦略を構築した時点で破綻への道。

スタートアップとはいえ、今まで積み上げて来たものがあるんですよね。ジールスにも、当然そのDNAを構成するような様々な歴史がある。組織経験がある。

その歴史こそがその会社をその会社たらしめるものだと思うのですが、そこを否定しても何も始まりません。ただでさえ、横から入ってくるおじさん参画者は煙たがられる存在なのだから、むしろ肯定から入らないと。

嫌われる勇気は時としてめちゃくちゃ大切ですが、信頼が構築できていない間に嫌われてはそもそもの力の発揮しどころを失います。まずは肯定。とにかく肯定から入ることが大事。

そしていきなり大きなことを成しに(=救世主になりに)行こうとするのではなく、組織の地力になること。スタートアップに参画するシニアに求められているのはこういうことのほうがウエイト的に重いんではないかと思います。

■「肯定の雪だるま」を転がすことこそ、アラフォーがスタートアップで活躍する鍵

ちなみにこの「肯定」は自分にも跳ね返ってきます。それなりにキャリアを積み上げてきた人なら、給料やら地位やら、何かしら大事なものを捨てて、決死の覚悟で決断してきているはず。

その決死の覚悟が、上述したような勘違いにつながると悲しい結末が待っています。できる限りその覚悟を、幸福な未来につなげていきたい。

そう考えた時に、とあるフレースを思い出します。僕が新卒採用の責任者をやっている時に、よく学生に言っていたフレーズです。

「自分が選んだ道を正解にする」

シニア層のスタートアップ転職こそ、このフレーズがビタハマりすると思います。

そして、選んだ道を正解にするためにも、自己肯定力を高めておくことが大事。それも「他者を否定することによる自己肯定」ではなく、自分が選んだ環境を肯定することによって実現する自己肯定こそが素晴らしいと思います。

否定することから始まり、否定の雪だるまを大きくしてしまうと悲劇。肯定に肯定を重ねて、まずは肯定の雪だるまを創るところから始めたいですよね。

■とにかく「社長」「会社」の良いところを探す。

これは「おべっか」を使え、ということでは決してありません。スタートアップに「ごますり」は必要ないと思います。

そうではなく、シンプルに社長や会社の良いところを探す。そして言語化する。それを伝える。僕はこの4ヶ月くらい、徹底して「ジールスの良いところ探し」をしまくりました。そして、気づいた「褒めポイント」は直接本人たちに伝えたりもしました。

この行為がみんなにどう受け取られているかは正直わかりませんが、何よりこの行動の恩恵を受けているのは自分自身です。そんな褒めどころ満載の会社で働けているというのは本当に幸せなことだし、スピリチュアルな意味ではないけど、言霊の持つ力はやはり偉大だったりするんですよね。

最近、改めて経営陣同士の一体感、組織的連帯感の強さが重要だなと思わされるニュースがありました。会社の未来のためにも、僕自身の将来のためにも、とにかく組織的な長所をとにかく見つけ、伝達し、一緒に育むことは、肯定の雪だるまを大きくしていくことだと思いますし、そうしたポジティブな気持ちのつながりは長期的に見た組織的な強みに繋がっていくとも思っています。

ぜひ、これからスタートアップへ参画される方、参画して間もない方。不安なことや心配ごと、なかなか納得の行かないこともあると思いますが、まずは肯定。自分の中にポジティブな言葉を増やして、自分の選択を正しくできるように頑張っていきましょう!

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あ、最後に大事なことを。ジールスでは一緒に働く仲間を募集しています!気になる方は、僕のTwitterfacebookに連絡ください!


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