数学の勉強の成果の考察

数学ってゲームのハメ技使えそう

ここ数ヶ月間、ゲームの作成のために数学の勉強をしていた。

勉強をしてみてわかったのは、勉強ってどうやってハメ技をかけるかが重要だと分かった。

特に数学ってそういう要素がすごい色濃くなっている感じがするんです。「微分積分」という本をやっていたのですが、ひたすら証明の勉強をする感じでした。

証明の勉強をやってみると、「あんまり英単語暗記みたいに覚えるのって効率が悪い」と思いました。最初は証明を一言一句覚えるようにしていました。全然わからなかったのでそのようにやっていました。ただこの方法だと証明方法を文字で覚えても次に全く活かせない感じがしました。

ゲーマーの適応の仕方

この方法が効かない理由は、ゲームで言うとこの方法だと「攻略したゲームの情報を次の新しいゲームで同じような攻略方法が使えない」のと同じです。FPSのゲーマーがすぐに別のFPSのゲームでもある程度まで最初っから強くなれるのは細かいテクニックを覚えていないからだと思っています。

例えばソバルトさんというyoutubeで活躍しているゲームプレイヤーは主にバトルフィールドのゲームをしています。しかし、彼はRustというFPSでもかなりの腕前を見せています。おそらくですが、彼はバトルフィールドで培われた戦法、戦術をある程度までRustに持ち込めているから、初めてRustというゲームに参戦した人に比べて早く上達をすると考えられます。

他にもウメハラさんもストリートファイターを主にやっていますが、他のゲームでも無類の強さを発揮していて、どのゲーマーにも共通して言える話だと思います。

数学の証明の方法を次に持っていく

これだけ見ると「数学とはまったく関係ないじゃん。」と思われるでしょう。ここでいう「英単語暗記みたいに覚える」とは、文字通り一言一句を覚えて証明の流れは一切読まないようなやり方です。

よく数学の勉強法で「暗記はやらないほうがいいかわるいか」という話を耳にすることがあると思います。受験勉強でもそうですし、「新・数学の学び方」でも取り上げられていました。これがいいか悪いというのは分かりません。なぜなら、それは人の特性によって変わることもあるので単純に覚えるだけで扱える人もいる可能性もあるので明言は避けます。

しかし、私のようなライトゲーマーから見ると覚えるのはとても非効率なように見えてしまいます。似たようなゲームで扱えるのは単に覚えが早いわけではなく「なんとなくこの場面では〜の戦法を使えば勝てそう」というのが分かるからうまくなりやすいのではないのか、と思います。

数学の証明方法でも似たようなハメ方があります。ざっくりとした説明ですが、見るからに直接証明では証明しずらそうな問題があったとします。その場合だと「とりあえず、背理法つかって矛盾が起こるような状況にすれば何か分かりそう。」というようにできます。これは難しい問題が出てきた時にやるパターンです。ただ数学ではどこに矛盾を生じるようにするのかを考えないといけませんので厳密ではないことを承知しほしい。

しかし、確かに言えるのはそういうハメ技パターンは存在していて、他のパターンでも同じようなパターンを使えば証明ができそうということさえ分かれば後はすべてを覚える必要もなくなります。特に数学という分野はめちゃくちゃ広いのですべてを覚えるのは物理的に不可能。それならばパターンにどうやってはめるかを考えるほうが建設的です。

参考資料

新・数学の学び方
微分積分

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