父、また持ち直す
昨日、予定通りの診療の為、診療前に血液検査などの事前検査で、やばい直ぐ入院と輸血、酸素吸入が始まり、一晩越えて今朝本人から電話があり、少し元気になったとの事。
人間の慣れというものはとても怖くて、こうも何度と同じ事を繰り返していると、本人も家族もビビらなくなってしまうのです。生きるか死ぬかなのに。そう、良かったで切りました。
人間の命ほど尊いものはないというのはもっともです。しかしながら、最近ふと思うのですが、医療が発達して、治療で延命を幾度と出来る未来となれば、いつ死ぬかの選択をする人生や社会が来るのでは?と。
半永久の命となれば、生まれた時から死へ向けてのスタートで、生涯を掛けて成し遂げるという人間の根本が崩れて、生きる意味が分からなくなってしまうのではないかと思うのです。
学のない私には、将来どうなるかも分かりませんが、ただひとつ肌で感じられる事は、社会は益々複雑になるのだろうな、くらいでしょうか。
駄文にお付き合い頂き、ありがとうございました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?