人間力と生産性

お仕事でよく言われる生産性。
トヨタのカンバン方式とか仕組みの改革で生産性向上ってよくビジネス書で言われます。

でも、職場によっては仕組みだけじゃどうにもならないものもあるなとよく感じます。

私の職場ではこんなことがありました。
小さな作業だと思っていつも通りに対応してたが、ちょっとしたミスがあって、それが製品のバグに引っかかり大事故。

原因は製品のバグ。だけど、その作業がきっかけになったことに焦点を当てられたのです。

聞けば、いつ起こってもおかしくないようなバグでした。それでも上は対策を報告しなくてはいけず、そのきっかけについて深掘りする形になりました。

その作業の承認を出したのは私の上司、そしてその作業が問題はないとしたのは私。
作業してたのは協力会社の担当の子です。

なので、うちの会社にも管理責任の非はある。にもかかわらず、協力会社に虚偽だの何だのふっかけたわけです。私の先輩と上司が。

そうなってからはすぐでした。
その子は笑わなくなり、仕事も積極的に私を助けてくれていたのに遠ざかりました。

前提として、私は非常に対人関係というのを重視します。
今まで仲が悪かった協力会社と良い関係を作った自負もあるくらいには今のチームは良い形になってました。

人によって捌いていた仕事でしたが、ようやく回ってきてたところだったのに、またスローダウンしたわけです。

何が言いたいかといえば、人との関係性一つで職場の生産性が極限にまで下がるということ。

感情的にならない、精神状態に左右されない仕組みを作れれば何も苦労しません。
けど、そんな仕組みは簡単に作れないものです。

そういった中では結局人の力に頼らざるを得ない状況が生まれる。

そういったときに、モチベーションや人間関係が一つ壊れるだけで生産性が下がる。

仕事の多くは組織でやるもの。それなのに私の上司と先輩は悪者をあぶり出すかのごとく、責め立てた。
その結果、会社間の関係も悪くなった。
私と担当の子は仲が良かったのに、笑ってくれることも積極的に助けてくれることもなくなった。

他責にするような言い方して、さも当然のごとく淡々と責め立てたのです。

私は思いました。組織を動かす上で仕組みだけでなく、人間力、人間性といったものも重視されるべきだなと。

結果、私が色んな尻拭いをしており、挙げ句の果ては先輩に人との接し方を考えるよう、指摘する始末。

人で回してるからそうなるんだというような理想論を否定はしません。
ただ、どんな仕事も人と人とが接し、その関係性の中で進んでいく。

そこは本当に理解してもらいたい。働いてるうちは人間力を磨いてほしい、そして、僕も磨こうと思いました。

で、何が言いたいかというと、

ほんま、余計なことしてくれてムカつくわ!

ボケ!!


以上、駄文でした。

#コラム #ビジネス



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