見出し画像

Lightroomでフィルムライク

みなさんこんにちは。塾まで写真を撮りながら向かうのが唯一の楽しみになりつつあるombreです。
つい先週買ったX-H1にはWiFi転送があるので撮ってすぐ編集できるようになりカメラが凄く身近になったのもあって、塾までの距離が伸びて来ています笑

塗装ハゲを筆塗りした
光沢のある塗装だから目立たなくて助かった

デジタルでフィルムを感じたい
FUJIFILMの強みと言えば多彩なフィルムシュミレーションですよね。中でもクラシックネガは最強...ですがX-H1には搭載されていません。

ファームウェアアップデートで載せれなかったんですかね。 (もし使えたら買えてないでしょうけど)

もちろんですがネガ以外のフィル厶シュミレーションも楽しいです。FUJI X weeklyを参照すれば意外と幅広く楽しめます。

スクランブル交差点で
その場のノリで買ったAN 50mm f1.4の表現にハマった

でも、やっぱりネガの碧いシャドーだったりイヤミのない色かぶりを忘れられないんですよね...

ネガのまるで記憶の中みたいな表現が好きだ
cinestillの写す夜は格別だと思う
何気無いのになんでこんなに惹かれるのか

そこで、Lightroomの編集でネガフィルムの再現をやってみようと思いました。もう擦り尽くされたネタですかね

自分の中のフィルムらしさを考える
今回は特定のフィルムの再現というよりは概念的なフィルムの再現をめざしました。
フィルムらしさといえばと考えた時に

・碧いシャドー
・暖色系の色かぶり(コダック系)
・黒潰れしないでねばる
・柔らかさ

が思いつきました。

ベース 国立新美術館にて

というわけでベースはこちら フィルムシュミレーションはプロビアでグレインエフェクトだけ強です。
いったんシャドー、中間の色を調整しました。

シャドーは緑に
アンダー気味のネガフィルムが緑色になる経験が活きた
中間調は黄色に
コダックの記憶色をイメージ
色の調整のみ

これだけで結構雰囲気出てますね...ここから
光の調整をしていきます。 僕はコントラストは上げつつハイライトとシャドーを抑える方向に動かしていきましたが、ここは写真に合わせて調整した方が良さそうです。トーンカーブもシャドーを立ち上げました。

効果はテクスチャを上げつつ明瞭度を下げて柔らかな印象に、かすみを出すのも良さそうです。

こうして出来上がったのがこちら

個人的には白の飛び方とかが近いかなと思っています。 このプリセットで他の写真も編集してみました。

夜の豊洲付近
黄色被りの感じがドンピシャすぎる
早朝の雰囲気
コダックっぽいと言われればそんな気もする

最後の1枚が個人的には惜しい感じがするのですが大方よさそうです。 露出のハイ用とアンダー用を2つ作っておくと良さそうな気がしたので試してみましょう。

トーンカーブを省いて若干露出の補正を抑えた
目指しているフィルムぽさは無いけど良い感じ
黄色被りが増えた

結果から言うとアンダー気味の補正から始めた方が編集がやりやすかったです。 とはいえ撮って出し直ぐに投稿したいなというとき、ハイ気味の方がしっくりくるものが八割だったのでじっくり、こだわりたい写真向きだと感じました。

アンダー気味の方が白飛びが少なくて
調整がしやすい

さいごに
いかがだったでしょうか?
せっかくですので、今回作ったプリセットを配布しておこうと思います。

明るい方

暗い方

お好みでいじってあなたのフィルムを完成させてくださいね。それでは。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?