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ダサいこと、恥をかくこと

満員電車が辛く本も読めないのでnoteを書きます。どうなるかはわかりません。


生きていると「こうなりたい」は中々でなくても「こうはなりたくない」ってやつが出てきます。出てきますよね?


僕はずっと「ダサいことはしたくない」と思って生きてきました。とにかくこれにつきます。


しかし、同時にこの「ダサいことをしたくない」に囚われすぎていて、それはつまり自己の殻に閉じこもっているだけなのでは…とも考えていて、今日はそこらへんの事について書いていこうと思います。たぶん意味わかんないと思います。すみません。

結論としては、「ダサいこと」と「恥ずかしいこと」は違うから整理したほいがよい、です。

ダサいこと

改めて「ダサいこと」を書こうとすると難しいですね…。言うまでもないですが、これは僕が思う「ダサいこと」であり、ごくごく主観的なものです。だからこそ定義が難しい。

こういう時は反対の言葉を考えると理解が進むことがあるのでやってみますか。ダサいの反対…。「イケてる」でしょうか。いや、これは逆にダサい可能性が高いですね。

では「お洒落」はどうか。う〜ん。これもしっくりこないですね。これだと外見にフォーカスし過ぎている。別に外見はどうだってよくて、むしろ外見にこだわりすぎるのはダサい気がします。

では「かっこいい」はどうか。「お洒落」よりはダサいの反対側に近づいた気がします。けど、反対側の中心にはまだ距離がある。「かっこいい」も外見へのフォーカスが強い感覚があります。

ここまでの考えから、僕の「ダサいこと」の反対側には外見よりも内面を大事にしたほうが辿り着きそうです。内面にフォーカスした言葉を少し探して行きましょう。

では「粋」はどうか。これはかなり近づいてきた気がします。ググってみましょう。

(1)気質・態度・身なりなどがさっぱりとあかぬけしていて、しかも色気があること。また、そのさま。

(2)人情の機微、特に男女関係についてよく理解していること。また、そのさま。

なるほど。(1)はけっこう参考になりそうです。身なりと色気は必要なさそうなので抜いて整理してみると「気質・態度がさっぱりしていること」となります。


いいですね。ダサいことの代表例として人の嫌味をネチネチ言ったり他者にマウントをとったりすることがあるのですが、これは気質と態度がさっぱりしていません。

けっこうしっくりしますね。この定義でもいいですが、今「潔い」という言葉が思い浮かびました。ちょっと調べてみます。

1 事物・風景などが清らかである。汚れがない。
2 思い切りがよい。未練がましくない。また、さっぱりとしていて小気味がよい。
3 道に反するところがない。潔白である。

ここでも「さっぱり」がでてきました。いいですね「さっぱり」。「潔白である」とまでいくと行き過ぎですが、「道に反するところがない」も非常にいいです。一生懸命なにかに取り込んでいるひとを茶化すことは「ダサいこと」なのですが、これは道に反している、とも言えると思います。


自分の中でハマりがいいので、「ダサいこと」の反対を「潔いこと」とします。なので、「ダサいこと」=「潔くないこと」となります。ああいいですね。文字にしてみてしっくりきます。


この定義があってるかどうかもう少し検証してみましょう。僕が今思いつくダサイことを並べて、それらが全て「潔くないこと」で包括できているかを確認しますか。


・失敗を隠すこと
・人の弱さを馬鹿にすること
・自分の弱さを隠すために人を傷つけること
・一つの視点に固執すること
・歩きタバコ


いま思い出せるのはこれぐらい。これらがすべて「潔くないこと」なのかを考えます。うん、全部潔くないですね。これはいい言葉を当てることができました。僕にとって「ダサいこと」とは「潔くないこと」です。


恥をかくこと

「ダサいこと」の理解に分量を費やしてしまいました。ここからは「恥をかくこと」について書いていきます。

「恥をかくこと」は「恥ずかしいと思うこと」です。当たり前過ぎるのですが、大切なことはたいてい当たり前なことです。


で、この「恥をかくこと」と「ダサいこと」を混同しがちだなと考え、その整理のためにこうして今iPhoneを指でなぞっているところです。


「恥ずかしいと思うこと」はダサくないんですね。何かにチャレンジして失敗したとします。もしかしたらその瞬間「恥ずかしい」と思うかもしれない。誰かに失敗を見られ、穴があったら入りたくなるかもしれない。


けど、それは「ダサいこと」ではありません。なぜなら挑戦して失敗することは「潔いこと」だからです。



「恥をかくこと」は「ダサイこと」とイコールではありません。むしろ「恥をかくこと」の中に人としての成長の種があり、積極的に求めることが大事だと考えています。


先ほどの失敗でいうとわかりやすい。「失敗 名言」でググればたくさんの失敗を賞賛する言葉が出てくると思います。


このように、混同しがちな「ダサいこと」と「恥を書くこと」を分けて考えなければいけないなと。そうしないと、やったほうがいい「恥をかくこと」から遠ざかることになってしまいます。




これからも出来るだけ「ダサいこと」をせずに「恥をかくこと」をやって、潔く生きていきたいと思います。たぶんダサイこともやっていくんでしょうけど。電車がまもなく最寄駅につくのでここらへんで。ではまた!

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