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コーチングを身につけるとQOLが爆上がりする5つの理由


現在コーチングスクールに通っていて、カリキュラムも折り返し地点を過ぎました。そして「人様にとりあえずやってみなはれ」フェーズに入り、2週間で12名の方にお付き合いいただきました。(やりすぎて先生にも引かれました…おかしい…)


「コーチング」とは、コミュニケーションスキルの1つ。どういったコミュニケーションスキルかというと、ざっくり言うと、「対話によって、相手の自発的な行動を促すコミュニケーションスキル」です。(この辺の定義は団体や人によって違うと思われます)


スクールで学んだり書籍を読んで理解するのと、実際に行うのとではやはり大きな隔たりがあり、コーチングを行うたびに学びがあります。そして毎日のようにコーチングを行って今「え…コーチングってQOLめちゃくちゃ上がるな…」と感じているので、その点について書きなぐっていきたいと思います!


①コミュ力上がる


コーチングは、”コミュニケーションスキル”なので、取得すると当然コミュ力が上がります。なので、「人とのコミュニケーションが苦手」という方にコーチングめちゃくちゃオススメです。


コミュニケーションに苦手意識を持つ方に何が苦手なのか聞くと、結構な割合で「何を話していいかわからない」という答えが帰ってきます。話題の見つけ方に苦しんでいるのです。


でも、人とコミュニケーションをとるのに、こちらから話題を提供する必要ってないんですね。例えば、この時期だと下記のような会話があるかと思います。


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▲吹き出しがコーチングスキルを身につけた人


普通に会話のキャッチボールをしていますが、吹き出しの方は一度も話題を提供していません。会話の内容を整理すると、


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となります。つまり、会話は「質問」と「繰り返し」だけで成立するのです。


ただ、そうはいっても「いやいや、架空の会話だからでしょ?本当に質問だけで会話できる?相手が答えなかったらどうするの?」と思っちゃいますよね。


その疑問、コーチングを身につけると解消されます。


なぜなら、コーチングでは、実際に「質問」と「傾聴」(繰り返しや相槌)だけでコミュニケーションをとり、相手に思考を深めてもらうからです。こちらから話題を提供することはありません。その会話を1時間続けます。(厳密にはフィードバックなど他にも要素がありますが、基本「質問」と「傾聴」のみです)


つまり、コーチングを身につけるということは、話題を提供しなくてもコミュニケーションは成立すると知ることであり、かつ、その方法を身につけることなのです。


②やる気めっちゃ湧いてくる


コーチングは基本的にクライアント(コーチングを受ける人)のありたい姿を一緒に描いて、そこに到達するためのネクストアクションを設定します。

そのネクストアクションを達成した相手から「〇〇達成しました!」と連絡をもらえるのですが、これがとても励みになります。

クライアントが努力をしているのですから、コーチもぼけ〜と過ごすわけにはいきません。「次会うときには、自分も恥ずかしくない人間でいよう」と心から思えます。


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▲コーチングの最高ループ

今、コーチングを行ったクライアントからのネクストアクション達成報告ラッシュなのですが、その一つ一つが自分を鼓舞してくれて、毎日やる気がみなぎるを感じます。


③人を信じられる


コーチングは質問によってクライアントの思考を深めてもらうコミュニケーションスキルであるとお伝えしました。


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▲こちらが簡単に図にしたものです


けっして「〇〇したほうがいい」といったティーチングは行いません。また、クライアントが質問に対して答えを出すまで時間がかかってもそばで答えを待ちます。そしてこの行動を支えるのが「質問をしたら必ず答えてくれる」という相手への100%の信頼です。


コーチングは相手の思考を深めてもらうために、普段考える機会のない質問を投げかけます。


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「ジョハリの窓」と呼ばれる心理学のフレームワークがあるのですが、コーチングの質問はこの右下部分、「相手も知らない、かつコーチも知らない」ことを考えてもらうための質問を投げかけます。


相手も考えたことのない質問なので、答えを出すまでに時間がかかります。同時に、コーチもどんな答えが出てくるか予想がつかない質問なので、投げかけるのに勇気が必要となります。


つまり、

・相手が答えを出すのに時間がかかること
・難易度の高い質問を投げかけること


コーチングに必要なこの2つをクリアするために、相手を100%信じるマインドが必要不可欠。そう、コーチングを身につけるということは、人を信じられるようになることと同義なのです。


④ストレスが減る


コーチングには「認める」スキルというものがあります。(団体によって「承認」スキルと呼ばれたり、呼び名は様々)


「認める」という意味には、上司が部下に言う「認めてるぞ」のような「評価をしている」という意味もありますが、コーチングでの「認める」はそうではなく、「存在そのものがそこにある」状態を「認める」と表現します。


これが身につくとなにがいいかと言うと、例えばTwitterやテレビで不快な情報が目に飛び込んでくるとします。その時に、その情報を自分の中に入れるのではなく「そういう情報(人)もいるのだな」とただ存在を認識するだけに止めることができるようになります。


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▲イメージ


僕自身、共感性の高い人間で今でもワイドショーなどはあまり見ないようにしているのですが、このスキルを身につけてから心乱れる回数が減りました。コーチング身につけて本当に良かったなと思っています。 


「コーチング」という言葉で連想しない側面だと思いますが、この「ただ存在を認める」というスキルは、情報過多な現代にこそ大きな効力を発揮するスキルだと感じています。


⑤人に喜ばれて最高


これにつきます。本当に。コーチングをしたクライアントからの言葉を一部抜粋いたしますと


非常に先がクリアな状態になった気がします。グッと背中を押してもらえた感覚に近いと思います
自分では、掘り起こせない深い場所にある「感情」を掘り起こせたような気がします。理想の状態になるにはまだまだかかりそうですが一歩一歩進んでいければと考えております。
お松さんは話している相手を否定せず気持ちよく話させる天才だと思います。自分が答えたことに対して、ポジティブなりアクションがたくさん帰ってきたのでめちゃくちゃ話しやすかったです。
めちゃくちゃ有用(最大限にいい意味で)でした。普段後回しにしてしまう自分の将来について、考えて言語化するいい機会になりました。促し度合いがちょうどよかったです。みんなやったらいいと思います。
初めて体験した刺激でした。あれ、意外にこんな悩みを抱えているのかもしれない?意外に悩みだとおもっていたものが悩みではないかもしれない?など考えたこともないような深さまで自分のことについて考えたので、脳がスッキリした気がします。コーチングを行う側の思考やロジックなども気になりました。 


というような感想をもらえます。最高じゃないですか?


これは僕のスキル云々じゃなくて、完全にコーチングそのものの力なんですね。人って自分のことについて考えるの意外と下手で、いつも同じ思考をぐるぐるとしがち。


コーチはその状況をコーチングスキルによって解きほぐし、クライアントの気づきや発見を促します。


あれ、意外にこんな悩みを抱えているのかもしれない?意外に悩みだとおもっていたものが悩みではないかもしれない?など考えたこともないような深さまで自分のことについて考えたので、脳がスッキリした気がします。

▲この感想にコーチングの効果が凝縮されていると思います


また、コーチングはクライアントのためだけの時間なので、クライアントはずっと自分自身について話すことになります。つまり、ずっと人に話を聞いてもらえる状況になるのです。


人に自分の話を聞いてもらうのって嬉しいですよね。意見を否定せず、ただただ聞いてくれるので自分の存在を認められた気がします。そしてそれは自己肯定感に繋がっていきます。


よく「自分のことを話すのが苦手な人はどうするの?」という質問をもらうのですが、「自分のことを話すのが苦手でも、自分のことを話すのが嫌な人はいない」というのが僕の実感です。


めちゃくちゃ偉そうなことを言うと、クライアントが自分のことを話してくれないのはコーチの力量不足によるものだと思います。コーチングの基本は「自責」。しばらくは自分に対してストロングスタイルでいきたいと思います。


▼まとめ

<コーチングを身につけると得られる効果>
①コミュ力上がる
②やる気めっちゃ湧いてくる
③人を信じられる
④ストレスが減る
⑤人に喜ばれて最高


以上です!また何か気づいたことあったら書きなぐっていきたいと思います〜

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