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価値を生み出す副業・兼業のために

 近年、働き方改革の進展や、コミュニケーションツールの発達により、副業・兼業のハードルが下がってきています。これまで副業・兼業を解禁してこなかった企業・団体も次々に解禁へと舵を切っており、近い将来には複数のチャネルから仕事を受けることが当たり前になるでしょう。すでに副業・兼業を通じた人材確保や、新たな知見の交換、イノベーションの創出など、副業・兼業の流れに乗ることのできた企業では、事業活動に良い影響が生まれ始めています。
 逆に、次代の流れに乗れず副業・兼業を解禁できなかった企業の中には、体制の硬直化や業績不振に悩み、法人消滅に至る企業も出ています。
 私達がこの流れをうまく生かし、自分自身、そして企業の価値向上のためになる副業・兼業にするために、留意すべき点を挙げました。
 

①  副業・兼業先が求めているスキルを有していること


副業・兼業による人材確保をするということは、副業・兼業先の企業・団体が不足しているスキル・人的資源を補完したいがために行うものです。そして、その補完は一般的な派遣会社等では調達困難な、専門性の高いスキルであることが多いです。これまでに本業・キャリアで培った強みと、調達したいスキルが一致したときに、はじめて双方が納得できる活動ができます。
 

②  本業とのシナジー効果が得られること


 副業・兼業をしながらも、当然のことながら本業でのパフォーマンスを生み出す必要が出てきます。行っている副業・兼業での知見が、本業で生かせることで自身の市場価値を高める活動ができます。
 

③  継続して続けられること


 そして、何よりも重要なのは、継続して続けられることです。専門性の高い業務の場合、長期にわたるフォローアップが必要になってきます。途中で業務を投げ出さず、継続して続けていく姿勢はなによりも重要になってきます。

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