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「障害者に対する職場実習推進事業」とは

以前のnoteで、障害者を雇用する際に活用することができる制度についてまとめました。

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こちらをみていただけると概要がわかります。


本日は「職場実習推進事業」についてご紹介します。

職場実習推進事業とは

障害者の雇用を考えたいが、すぐに雇用をするのではなく実習などを通して、どういった作業内容を任せられるか、どういった障害の方に活躍していただけるのか、職場実習を通して理解を深めていくことができる事業です。

就労移行支援事業所などに通う障害者の方にとっては

働く自信がなく、まずは実習を通して就職に向けた模擬訓練を行いたい。どういった職種に興味があるかわからないので実際に、仕事の体験を通して見つけていきたい。

といった具合に、結構双方にメリットのある事業です。

どのような仕組みになっているかというと

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まずは、企業が労働局へ登録を行います。そのリストを就労移行支援事業所に提供して、利用者のみなさんが希望の職場をピックアップし、実習の調整を行っていきます。

ちなみに沖縄県は離島を含めて60~70箇所ほどの企業があり、事務の業務から、ホテルでの業務、車の修理工場、介護、清掃、接客など様々な職種を体験することができます。

実際に実習で双方のマッチングが図れると、雇用という流れもありました。

企業の方は積極的に登録をしていただきたいです。

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雇用ではなく実習なので、双方である程度の枠組みのもと障害者の雇用の擬似体験を行うことができます。この模擬体験で、どういった障害の方だと、職場で能力を生かすことができると企業側の採用の基準を確認することができますし、障害を持たれている方も自身の適職を見つけるきっかけにすることもできます。

沖縄県職場実習推進事業の詳細はこちらから!

(詳しくは各都道府県労働局の職業対策課にお問い合わせくださいね!)

その他、以下のようなメリットもあります。

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障害本人も職場側も安心して就労に向けた取り組みが行うことができるので、この制度は是非たくさんの人に活用してほしいと思っています。

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こちらは職場適応援助者の話

こちらはトライアル雇用の話


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