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発見のあるクラス

今回はちょっと、息子のクラスの話をさせてください。


インスタにも載せていますが、うちの子供たち。
2歳差男子。癖強め。団体行動苦手で、自由人。

こだわり強く、独特な世界観を持ってます。
内弁慶で、外ではわりとおとなしく、家で爆発させるタイプです。

長男は、2年生の秋から小人数縦割りの支援クラスに通っています。
途中から変更したら、いろんな方に話を聞きたいとお声をかけていただいたり、通い始めたことをインスタに載せるとそちらからも連絡いただいたりしました。

学校ですが、
今も楽しんでいくことは正直ないです。

でも、前より大騒ぎすることがなくなったのと、「行ってきます」と言える日がたまにあること。

光にも、音にも敏感で、太陽と戦ってたのは、幼稚園の頃。

全て一番が良いので、私が先に起きているとダメだし、太陽が上がっていると大騒ぎ。
まぶしいのもダメだけど、何より自分が起きるのより、太陽が先に登っていることが悔しい。

冬はいいんです。 
夏は地獄ですよ、日の出早いから。
いくら早起き得意でも、なかなか毎朝5時とかには起きられないし、起こせない。
あの当時は、朝が来るのが恐怖でした。


小学生になったら、勉強もそうですが、なかなかお友達とも上手く付き合えず、逃げるようにダッシュで帰ってきます。
家では宿題も上手くできず、大騒ぎ。

学校でのストレスを、全て家で爆発させるので、私が受け止め切れず、どう対応していいか分からなくて、学校のカウンセラーの先生に、相談したのがクラスを変更したきっかけです。

お母さん大変だったね。

いつもお友達には聞いてもらっていたけど、先生から言われると、何だかまた違いました。

そうか。
やっぱり大変って思っていいんだよね。

理解してあげたいけど、どこでスイッチが入るか分からないし、
私も感情的になってしまうこと。
なんだか怖くて、専門のところに相談にいけなかったこと。


たくさん相談して、先生のアドバイスも受け、本人も小人数の方がいいと言ったので、変更しました。

支援クラスの先生は、とても熱心で、息子ともコミュニケーションをたくさんとってくれます。

自分から意見を言うのが苦手で、我慢してしまう。
そういったところも丁寧に対応してくれます。

通い始めたある日。

息子のランドセルを開けると、バラバラのテストが出てきました。

何だこれ。
テストだよね?

一問、一問切られています。

全て答えは合っています。

先生から電話がかかってきて、尋ねると。

テストを見たら、ため息ついて、頭を抱えてしまっていたんです。
それを見て、ずらーっと並んでいる問題を一問ずつ切っちゃいましたw
一つ一つ渡したら、すらすらできましたよ!

確かに、家で宿題するときも、並んでいる問題に見た瞬間から、

わぁーー!!できないーー!!

と騒いでいました。
私はそれが単純に甘えだと思って、やるよう促すのですが、余計騒ぐ。
それを繰り返していました。


どうやら、耳からの情報の方が得意で、視覚の情報が苦手。
目にバッと入ってきてしまうと、拒否してしまうようです。

板書を写して、ひたすらノートに書いて覚える漢字のやり方は、本人にとって一番苦痛で意味がありません。その漢字の成り立ちや、関連付けさせると覚えやすいかもしれませんね。
感覚ではなくて、理屈でちゃんと意味を理解すると早いと思いますよ。
と、カウンセラーの先生からも言われました。

私は感覚でひたすら書いて覚えるやり方をしてたので、そりゃぶつかるわけだ。
早く相談に行けばよかったと思った瞬間でした。

授業参観も、親参加型。

初めて行った日は、体育で、ドッチボール。
縦割りなので、全学年います。

では、おかあさんたちもどうぞ!!

え!!やるの?!

小学生以来のドッチボール。
6年生の本気のボールを、ひたすら、

ちょっ、ちょっと、やだ!きゃー!!!

お母さん一生懸命交わしました。。。

子供たちもいつも見れない姿に、とても喜んでいます。

ボール、キャッチするのすごかったですね!
でも、突然で大変でしたよねw

一緒に戦ったお母さんたちともすぐ打ち解けました。

参加してやることが多いので、通常クラスとは全然違います。

学校に行く頻度も多いので、大変なこともありますが、私はいつも授業風景が見れるので楽しみです。

表に出るのが嫌いだと思っていた息子が、劇の主役をやり、セリフを完璧に覚えていたり。

野菜を育てているので、種を買いにみんなでスーパーにいって、お金の勉強もしてくる。
それぞれ名前をつけて育てた野菜を料理して、食べたり。

隣で、リフティングしてる子がいると思ったら、奥には裁縫をしている子、豆を箸でつかんでやったー!と喜んでいる子がいる。
我が子は何してるんだろうと思うと、トランプでスピードを先生と本気でやっている。

そんな授業もあったりします。

行くたびに、発見があって、とっても面白くて、私が小学生だったら通いたかったなと思います。

よく見ていて的確なアドバイスをくれる先生と、本人に合わせて柔軟に対応してくれる熱い先生。
子供たちより誰よりも楽しんで、毎日張り切っている面白い先生。

一緒に悩み、出来たことを共有し、息子の可能性を引き出してくれるそんな先生たちと、同じように悩みを抱えて共感し合えるお母さんたちもそばにいいます。
この環境は、私が一番救われていると思っています。

今もダッシュで帰ってきますが、本人はトレーニングだと言ってます。
お友達や先生の話も出るようになりました。


本人にとって、どの環境がいいか、年齢で悩みも変わるし、今後も悩み続けると思いますが、一人じゃない。

悩みは尽きないけど、少しずつ楽しみながら。

まだまだ、発見のあるクラスに、しばらくお世話になります。


















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