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地方公務員(事務職)から民間企業に転職する理由やその経緯

こんにちは。某県庁職員をやっておりますいろはすです。
今回の記事では、私が地方公務員(事務職・行政職)から民間企業(IT業界)に転職することとなった理由やその経緯について、書いていこうと思います。
公務員を目指している方や公務員、公務員で転職を考えている方の参考になれば幸いです。

またしても8600字くらいになってしまったのでお時間がある時に、ゆっくり読んでください汗
特に前半部分は、徒然なるままに書いていてまとまりのない文章かもしれませんが、予めご了承ください(._.)

民間企業に転職する理由

いくつもの理由がありますが、最も大きな理由は「私と現職組織の価値観や方向性が致命的に合わなかったため」です。
※他にも「社会人としてより成長したい」とか「世の中でやっていける専門性を身につけたい!」とかはありますが、ぶっちゃけこれらだけだと現職を続けていたと思います。

具体的にどういったことがあったのかは、以前書いた以下の記事をご覧ください。

https://note.com/omatase774/n/n6096f9396559

上記記事は、組織と合わないなと思ったことの氷山の一角に過ぎませんので、本記事でやや抽象的に深掘りしてまとめてみます。

なお、界隈の方のツイート等を見る限り、どこの地域や行政、政治においても同じような構造ではないかと考えております。

組織体質面

地方公務員の使命が「県民から税金をいただき、それらを原資に地域に対して最大限還元すること」であるはずなのに、各政策や施策がパフォーマンスでしかないこと。地域や県民志向で価値を提供するべきはずなのに、内向き(組織の幹部、政治家、既得権益団体等)志向で総じて自己満足的になってしまっていること。それに伴い、内向きな過剰なまでの忖度と腐りきった政治的な判断(笑)が永遠につきまとってきます。

※ここでいう「パフォーマンス」とは、見た目や華やかさばっかり重視で中身が空っぽなことを指します。一般的なKPIなどとは異なります。

また、まともに政策評価をする機能がないこと。本来的に行政の評価、監視機能を担うのが、地方住民でありその代表が議員であるのですが、基本的に内部同士の馴れ合いみたいなものなので・・住民についても、新聞などのメディア(特に地方は)から情報を得ますが、マスコミと行政にパイプがあったりもするので正常に機能はしてないですね。行政の周りのステークホルダーも含めて「身内的」であると感じます。

ここは、合理性や事実が重んじられるのではなく、「権力のある人や偉い人の言うこと」が正義の世界です。もっと言えば、「現場感のない偉い人の思いつきや感情論、気分」で物事が決まったり、ちゃぶ台がひっくり返ったりします(笑)ボトムアップとは無縁の世界です。末端の職員が正論を言ったとしても、「偉い人の方針」と異なっていれば、出る杭として打たれます。
地域課題の根幹に組織として向き合うことからは逃げ、パフォーマンスに走ります。

一職員が担当する分野や領域、その課題にコミットし何か課題解決のためにできないのか、予算はなくとも改善のために実行できないか、といったことをしようとすると役所組織の閉鎖的かつ保守的かつ出る杭は打たれる文化に辟易してしまいます。私自身も経験したことがありますし、虚無感を覚えたこともあります。

何か根幹的な地域課題に向き合い、それらを抜本的に解消しようとすれば、どうしても既得権のステークホルダー等にとって嬉しくはないことが起きることが多いです。そして、地域での政治、行政、経済界等々、ハレーションが起き、地方の分断が起きることもあります。
行政のトップである首長は政治家であり、政治家の本質とは「人気取り、票稼ぎ」(そもそも関係団体などともズブズブ)でもあるため、メスを入れることはできる限り避けようとします。構造的に理解はできるのですが、それって地方自治体の存在意義からしてどうなのかとも思います。このまま放っておいて、静かに地方が死んでいくのを眺めていることをよしとするのであれば、別にいいですが。

政治、行政、住民、マスコミなど、地方が一丸となって地域課題に向き合い、力を合わせて「真に地域をよくするために」取り組んでいけば(既得権を得ている地域の癌を取り除くなど過激なものも含む)まだまだ地方に伸びしろはあるのに・・と感じます。
個人的に現状の取り組みは上っ面程度の取り組みとしか思えません。

すいません、少し話がそれましたが、話を続けます。
さらに、(政治的な)パフォーマンスを重視するがゆえに、都合の悪いことは隠したり、意図的に情報を操作・捏造したりするような意思決定過程も平気であります。行政に定義が存在するのかは知りませんが、組織としてコンプライアンスが致命的に欠如しています。

よくメディアで、役所の不祥事が取り上げられていますが、あんなものは氷山の一角だと思います。メディアは目についた粗を叩いたりしますが、あまり意味はないと思っていて、そのバックボーンにある組織体質・構造問題の方が根が深く解決していくべきものだと思います。

改めてお伝えしますが、この行政の世界は自分がどんなに「税金の無駄遣い」だと思っても、「極めてコストパフォーマンスが悪い事業」だと思っても、「全く意味のない事業」だと思っても、「既得権益団体へのお金の横流し」だと思っても、組織が良しとすれば、それが「正義」となる世界です。
ここには、善悪の判断する感覚さえ失われてしまい、自身の保身や出世・名声などのために、究極的には地域のことを食い物にしているような人間も一定数存在してしまっているのです。個々人単位で考えれば、ある意味合理的とも思えますが・・・

<まとめ>
組織体質もその周りも腐敗しきってますね。
ただの「大人のおままごと」です。これを何十年とやり続けている。
心から心から気持ち悪いです。
具体的な記載は控えますが、とんでもない意思決定過程やおぞましい施策も知っています。闇深すぎだよね。
「これは社会構造だから仕方ないんだよ」と言われてしまえば、それまでなのかもしれませんが・・・


この組織に迎合し染まりきってしまった暁には、一社会人として必要な「何か」を失ってしまうと感じます。実際に同年代で既に思考停止(私から言わせれば脳死状態)になり、迎合しきっているような先輩もいます。
先輩とは異なり、現職職員をしている中で、私は気持ち悪い「政治的な判断」が伴うものは、納税している県民への背徳行為だなとさえ感じておりました。
(政治的な判断全てが悪いとは思っていません。組織だし、様々なステークホルダーがいる中での調整では一定は必要となると思っています。)

私には、そういった行為を続けるのは「無理」です。正しいことだとも思わないし、この価値観は変わらない(変えるつもりもない)ので、この世界で生きることは無理だなと思いました

※私自身は、地方公務員のその使命にもとづき仕事をしたいなと思っていますし、そうあるべきと考えております。また、そういうふうに仕事してきたという自負もあります。だからこそ、こんな記事を書くほどに嫌気が指したのかもしれません。

※なお、上述したような「政治色」が強い部署に特に顕著に現れます。政治色の強い部署は花形部署であったりもしますので、仕事「内容」は面白かったりもします。一方で、定型業務(例えば、許認可業務や庶務業務等)が主な部署ではほとんど見えなかったりもします。ご参考まで。

人事評価面

「内向き志向、定量的な評価が難しい(行政は社会的な取組を行うため、事実として非常に難しい)、年功序列(終身雇用含む)」であるため、より組織に対して悪い意味で忖度する(県民や現場のことはあまり考えず)人が評価されやすいこと。実際に出世コースにいること。

さらには、自分の出世や保身のために、自分が実績をあげたかのように見せかけ、部下に負担をかけ続けるような輩さえいます。
最もひどいケースでは、部下をメンタルや休職に追い込むだけでなく、自殺にまで追い込むケースさえもあります。
現職では、キャリアの中で部下を追い込んで実績をあげ、出世したような人さえ私は知っています。
「行政にそんな人がいるの?!」と思うかもしれませんが、変な正義感とこだわりを持って動くような人もいるのです・・・
(そもそも行政の仕事は、突き詰め続けるとキリがないので、こういったことも起こってしまうのです)

ちなみに、企画・財政などの官房系にいるいわゆる「出世コース」にいる人間は、基本的に官房系をぐるぐる回ります。(頭が切れるのは認めてます)当然のように思えますが、こうなると最前線である現場に出ることがないため、現場感がなく、幹部の忖度でしか動けない「モンスター職員」を一定生み出すことになります。そうでない人もいることにはいますが・・
いわゆるシャバのことを知らず、庁内でしか生きられない人ですね。こういった方は出世コースで歩んできたことに自尊心を持っていたりもするので、変に偉そうだったりする傾向もあります。地獄ですね。

さらには、出世するためには激務部署を転々とするのが通例です。そんなことも相まって、未だに残業する人が頑張っている!正義!みたいな価値観もあったりします。短い時間で生産性高くアウトプットする!のような今どきの価値観は皆無だったりします。一昔前よりもマシなのかもしれませんが。

役所は基本的に年功序列ですが、一応一定の人事評価はあります。しかしながら、前述したような価値観が一定あるため、正常に機能していないというのが現状です・・・

逆に、とりまとめなどの庶務業務や秘書業務だけを何十年とやってきて、事業系は全く経験せず「ザ・公務員」のような人も見たことがあります。
恐ろしく仕事ができないのにも関わらず、自分の年収の倍近くもらっていると思うとモヤモヤがすごかったです。終身雇用・年功序列の癌を見た気がしました。(個人的にはその人の年収は新入社員レベルもしくはクビが妥当だという評価でしたw)気持ち悪いです。


<まとめ>
一言で言うと、組織体質のみならず、人事評価制度もぶっ壊れであり形骸化しているということです。現職組織の幹部陣の顔ぶれを見るだけで、絶望するレベルです(笑)私と同年代の職員も絶望していたりしますね。

※私は別に全く出世したいとかではありませんが、上記に書いた忖度マンが今後、直属の上司になった時は耐えられないなと思いましたし(実際に直属の上司になったこともある)、県庁でのキャリアの中で企画や政策調整との「お付き合い」はマストであるため、「無理!!」となりました。
私レベルになると、官房系の所属はもはや生理的に無理です(笑)
いわゆる「ザ・県庁的な忖度大好きマン」を見ると、話したくもありません。彼らとは外国人並に価値観が合わないですし、扱っている言語(笑)さえ異なっているとすら感じます。

また、こういった環境にいると私自身まで汚染され腐ってしまう可能性があるとさえ感じてしまいます。

こんなふうにまで感じてしまったら、そりゃ転職するしかなくなりますよね?笑

ここまでのまとめ

さて、ここまでいかに現職組織が腐りきっているのか、殴り書きしてまいりましたが、いったんまとめます(笑)

以下が簡単なまとめです。

・私と現職組織の価値観が致命的に合わない
・現職組織、世界でこの先も生きていけない(というか生理的に無理)
・私は地に足つけて仕事がしたい
・マトモな組織とヒトがいる環境で働きたい、できるだけ公正な評価制度・実力主義の中で生きたい

<少しだけ一言>
役所でなく、民間企業でも大小あれど、こういった組織的な問題はあるかと思います。
例えば、JTCと揶揄されているようなザ・日本的な企業や地方企業など・・

でも、全ての日本の組織が本当にそうでしょうか?

特に成長が著しいメガベンチャー、スタートアップ企業ほどオープン・フラットな社風やボトムアップを重視し、社員の知恵を最大限引き出して、社会にイノベーションを起こそうと奮闘しているのではないかと感じます。

トップダウンも必要と思っていますが、ボトムアップなくして「社会課題の解決」「社会への貢献」は不可能だと思っています。現場も知らない偉いオジサン・オバサンが議論したところでぶっちゃけ何も生まれないですから。

私は、「日本の閉塞感≒組織の閉塞感」に近いんじゃないか?という気がしています。 

【番外編】公務員から転職をする方によくある理由について

世の中で公務員から転職をする方によくある理由について、私はどうだったのか、番外編として少し書いてみようと思います。

<残業が多い、仕事が面白くない>
私は幸運なことに、残業はそれほどしてきませんでした。80~100時間の残業が強いられるような時もありましたが、私の公務員キャリア全体で考えるとそれほどしてこなかったと思います。
ただし、それは私の運がよかっただけでずっと残業が月60時間以上をやり続けているという方なども知っています。
本当に配属ガチャでしかないな~と思います。
※もちろん、配属希望などは出せますが・・・

仕事は、いろんな業務をやりましたが、けっこう面白かったなと思っています。やっぱり一番面白かったのは、事業系の担当のときでしたね。
私は仕事でいろんな人と関わるのが好きなので、企画系の部署にいた時は、仕事内容というよりも庁内のいろんな人と関わることを特に楽しんでいた気がします。
一方で、定型業務をやる時もあり、その時はかなりつまらなかったですね・・幸い定型業務をやる期間は短かったので大丈夫でしたが、もし期間が長かったら、転職理由になりえたかもしれません(笑)
たとえ残業がなかったとしても、定型業務のやりがいのなさはすごいですよ。その人の人生や仕事の価値観にもよりますが・・・

<人間関係が嫌になった>
私は、相手がマトモな社会人であれば、人間関係や信頼関係を築くことができる(マトモでない社会人は除く)ので、ここもそれほど問題ではありませんでした。
もちろん、全ての人と合うことはないので、合わない人もいたし(マトモでない人、忖度マンetc)悩むこともありましたが、転職に至るほどではなかったですね。そもそも異動が1~3年おきにあり、人間関係がある程度はリセットできるのもよかったのかもしれません。(県庁は組織の中にいる人数も多いから)

私は、脳みそがバッタ並か?と思うほど考える力も主体性も何もかも欠如し新卒職員の方がマシなんじゃないかと思うほどのポンコツ補佐、話の初めと終わりで指示の結論が変わり意味のない仕事を増やしたがる幹部、俺が言っていること(思いつき(笑))が絶対正しいんだ!!という裸の王様係長など とんでもないモンスター職員ともたくさん関わってきました(笑)いつも反面教師とさせていただきました(笑)

一方で、実務能力や調整能力などの仕事に必要なスキルはもちろん人間性も非常に高い優秀な補佐や、組織的に間違った結論に向かいそうな時に気概を持って正論を言うことができる上席など 私の手本となるような職員とも関わってきました。

優秀な職員もモンスター級職員もどちらとも関わってきたので、なんとか人間関係に悩んだ時期はありつつも、やってこれたのかなと思います。
そのため、私にとって人間関係は転職理由になりえなかったかなと思います。(モンスターとだけ関わっていたら、とっくに辞めていたかもですがw)

とはいえ、幹部以上のマジョリティは嫌いだし、彼らが出す方向性も腐っているので、やはり組織と合わないのが問題でしたかね・・

<思ったよりも給与などの条件がイマイチ>
これは全くといっていいほど、感じたことはないですね。
ある程度、地域経済が発達している地方都市圏以上は除くと、地方公務員は地方のサラリーマンとしては相当条件がいい方だと思います。

一方で地方都市以上になると、地域に公務員よりも条件がいい企業もあると思いますので、コスパは悪いかなと思います。(公務員は学歴が関係ないのに、高学歴が多かったりするので。)
東京・大阪などでは言わずもがなで、例えば都会の大手企業に行った大学の同期と私を単純比較すると、私よりも2倍以上の年収をもらっていると思われます。公務員って、「そんなもん」です。


少し脱線してしまいましたが、ここまでとさせていただき、次の話題に進もうと思います。

転職活動に至った経緯

では、ここからは実際に転職に至った経緯について記載していこうと思います。

昨年くらいまでの経緯

別記事でも書いておりますが、昨年転職活動を行い内定までいただきました。主に家庭等の都合により内定を辞退し、いったんは続けることとなりました。

この時も、私と組織との致命的なミスマッチを感じておりましたし、その原因の多くは「政治的な部分」「組織体質的な部分」などにあると思っていました。

これらは特に自治体側に裁量がある時に発生しやすいため、法令や条例などに縛られていて定型業務を粛々とこなしていればよい裁量がほぼない部署に異動すれば自分の中でマシになるのではないかと考えました。

クソみたいな組織に辟易しモチベーションが地の底までいっていることやメンタル的にも辛くなっていることなど(政治色が絡む部署に行くのは精神的に不可能)を人事面談で伝え、希望部署を出しました。

当時の私のキャリアビジョンとしては、定型業務を主に行うような部署で閑職のような形で細々と公務員を続けるような形でした。

年功序列で最低限給料は増えていくし、生活に困るわけでもない、パートナーと子供をもうけて地元で家を建てて子育てして~のような、地元における順風満帆な生活(たぶんそれなりの勝ち組なんでしょう)がいいんだろうと思っておりました。
ーーーーというか自分に言い聞かせていました。

今年に入って

人事面談で伝えたおかげか、ある程度希望に沿った部署に異動することができました。

業務は、担当での裁量が一切なく工夫の余地すらないような業務でした。
クソほどつまらなく、興味もわかない分野でした。
業務量はたかがしれているので毎日定時帰りでした。

こういった性質の業務は、私の公務員キャリアで初めての経験でした。
去年内定辞退をし、細々と公務員として生きていこうと考えて、希望が通って異動することになったのですが、机上での理屈と実際の経験は残念ながら大きく異なると感じました・・・

ある程度業務に慣れてきて、毎日毎日業務とともに時間を消化するだけの日々。

たぶんこんな業務をこなしていても自分の成長はたかがしれている、自分のキャリアにとって何になるのかという感覚、そもそもこんなことがしたくて地方公務員を目指して頑張ってきたのかという疑問、今まで自分なりに築いてきた経験や能力が死んでいくのではないかという恐怖、この先5年、10年、20年先がなんとなく見えるキャリアーーー

そして、この組織で私が生きられる、活きる場所はもうないんだと気づいてしまったこと。

いろんなことが自分に降りかかってきて、心が折れて、目の前が真っ暗になりました。

そして、退職を絶対の前提に転職活動を行おうと決心に至りました。

ちなみに昨年あった家庭的な事情などは、この記事で書いた内容などを真摯に伝えることで解消ができ、胸をはって転職活動に進めることになりました。

終わりに

ごめんなさい、後段がえらく暗くなってしまったような気がします(笑)
前段部分は胸糞悪い感じかもですが(笑)

ただ、これくらいリアルの方がメッセージ性も強くていいのかなと思って書いております。

ここまでが私の転職理由と転職活動に至った経緯となります。

ちなみに、私レベルまで追い込まれてからの転職活動はうまくいかなかった時のリスクが高すぎるのでマジでオススメしません。
「なんとなく続けられないな」くらいの気持ちの時に転職活動を始めるのをオススメします。内定もらったら、そこで本当に転職してもいいかな?と考えるくらいでもいいと思います。

また、他の記事でも書いておりますが、

・地方行政に対するモチベーションや熱量の強い人
・地域社会を良くしたい!貢献したい!人
・そして、自分なりの地方公務員の仕事に対する信念がある人

は必ずしも地方公務員にフィットするとは思っておりません。

そういった方ほど私のように役所組織やその腐敗に対し、憤り・虚しさなどを感じてミスマッチに至るように思えます。
私の県庁の周りの先輩・後輩にも全く同様に苦しんでいる人達もいます。

そういった方の多くは、子供がいたり家を建てていたり、特に家庭的な事情で役所にしがみつかざるを得ないような状況だったりもします。

私は幸いなんとかなりましたが、彼らと同じ立場だったのならどうしたのかな~と思うこともあります。答えはありませんが・・・


今回の記事は、私の転職理由や転職活動に至った経緯を書いただけですので、地方公務員は今後こうなるべき!組織はこうあるべき!具体的な解決策は?などの考察関係は省いております。それはまた他の記事で~

今回も着地点がよくわからないのですが、本記事はここまでとさせていただきます。

次回は、「現職に入庁した理由や退職することにはなったけど現職に対する想い」などを書いてみようかなと思います。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
いいねやコメントいただけると嬉しいです!

地方行政について、成田さん・ひろゆきさん・尖った首長が議論する面白い動画がありましたので、↓参考まで。興味があれば見てください。
https://youtu.be/zzujdc34_Gs




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