ファンも実況・解説も、打者も判別不可能な球

最近つくづく思います。球種判別能力の低いファンや実況・解説の方々に簡単に球種がわかるような球を投げてはいけないと。私のように一瞬で投げ方や軌道で球種がわかるような人でないとわからないような球。これが、抑えられるボールだと感じます。というか、よく考えたら誰でも見たらすぐにわかるような球種はそら打ちやすいに決まってます。

以下、例を上げます。

藤井皓哉のフォーク

今季、独立リーグから育成契約、キャンプから好投を続け支配下登録。勝ちパターンに近い投球で防御率0.60、奪三振率13.80と支配的な投球を見せています。藤井はストレートはライジングでややマッスラ気味、スライダーはオーバースローなのに横にスライドし、フォークはお化けフォークのように大きく落下します。

このフォークは実況・解説にはスライダーに見えるようなボールです。純粋ジャイロ回転に近いため、縦スライダーのような質も確かにあります。

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