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お股ニキの野球コラム、振り返り、アナライジング、書籍の一部掲載、コラムの振り返り、野球分析、投球論、作家の仕事、読んだ本の感想、omatacomが日頃思うとことをざっくばらんと
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#ダルビッシュ

ファンも実況・解説も、打者も判別不可能な球

最近つくづく思います。球種判別能力の低いファンや実況・解説の方々に簡単に球種がわかるような球を投げてはいけないと。私のように一瞬で投げ方や軌道で球種がわかるような人でないとわからないような球。これが、抑えられるボールだと感じます。というか、よく考えたら誰でも見たらすぐにわかるような球種はそら打ちやすいに決まってます。 以下、例を上げます。 藤井皓哉のフォーク 今季、独立リーグから育成契約、キャンプから好投を続け支配下登録。勝ちパターンに近い投球で防御率0.60、奪三振率

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「NEOREBASE」とは

昨年1月頃から野球オンラインサロンNEOREBASEをはじめました。個人的にはうまくいかないかなと思って思いましたが、内田くんの行動力とコロナ禍による自粛期間がマッチして、急拡大していきました。ダルビッシュ投手や千賀投手が早い時期から入ってくれて、多くのプロ野球選手が加入してくださいました。ピッチャーやデータのお股や内田氏だけでなく、キャッチャー論のプロのrani氏、トレーニングの小山田氏、フォームの池田氏とそれぞれの得意専門領域が異なっており、パフォーマンスピラミッドをそれ

ナ・リーグサイヤング賞レースをお股流にアナライジング

明日11月11日(日本時間12日)にメジャーリーグのサイヤング賞投票結果が発表されます。野球が好きという以上にピッチャーがとにかく好きな自分のようなピッチャーマニアにとっては本当に神聖な賞です。サイヤング賞については『データ全分析 ダルビッシュ最強投手論』でも詳しく触れているのでそちらも見てみてください。 セイバーも少し解説しながらお股がナ・リーグサイヤング賞を選ぶならどうするかを話していきたいと思います。ちなみに、YouTubeチャンネルNEOROOM開設しました! 動画

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『データ全分析 ダルビッシュ最強投手論』 2020年5月19日発売

ありがたいことに一週間後の来週の5月19日(火)に、ここ1年2ヶ月で4冊目となる単行本『データ全分析 ダルビッシュ最強投手論』を宝島社さんから発売させていただきます。 WBCの抑えを任された男にして、ワールド・シリーズの第7戦の先発を任された男。それがダルビッシュ有である。 NPB史上初の5年連続防御率1点台 2013年サイヤング賞投票2位 2010年代被打率2位、奪三振率1位 MLB史上最速で1000奪三振に到達 と言った輝かしい実績を残してきた。  さらにダルビッシュは

なぜダルビッシュ有は復活を遂げたのか?「お股ニキ」が分析する“さらなる進化” REALSPORTS 2019.9.16

シーズン後半戦に入り、ダルビッシュ有の活躍が目覚ましい。MLB史上で初めて5先発登板連続で無四球&8奪三振以上を記録し、チームも首位争いを演じている。その存在感はますます増し、本人も今が人生で一番いい状態と話す。 なぜダルビッシュはこれほどまでに復活と進化を遂げることができたのか。Twitter上でダルビッシュ選手と親交を持ち、その分析に多くの選手や専門家からの支持を集めるお股ニキさんにアナライジングしてもらった。 シーズン前半、ストレートの質と制球の乱れの原因 一体ダル

フルカウントからの投球術

野球における3ボール2ストライク-フルカウント-とは独特なカウントである。もし打者が見逃してボールと判定されたら四球となり、見逃しや空振りをすれば三振となる。投手としては四球も出したくないが、かと言って甘いコースに安易にボールを置きに行けば打たれるし、逆に打者としても見逃せば四球は得られるものの、見逃し三振で後悔もしたくない。よって積極的にスイングをしようとする。お互いに相反する気持ちが入り乱れて葛藤する、人間同士の互角の勝負、駆け引きのまさに醍醐味がある。 こんなフルカウ

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