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あれから1年

みなさまMerry Christmas🎄🎅

去年の今頃は、STAR WARS三昧だったなぁとしみじみしております。
写真は、丸の内で展開されていたスターウォーズ のクリスマス。

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生まれて初めて「推しの死」というものを経験して、そこから1年以上引きずっている私です。
でも昨日の夜、Disney+でマンダロリアンの最終回を観て、なんだか色々奮い立たされるものがありました。


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私はEP6と同い年で、赤ん坊の頃からずっとスター・ウォーズを観続けている。1番馴染みがあるのは子供の頃毎日観ていた最初の3部作だけれど、いま1番好きなのはシークエル(新3部作)となった私。

新しい自分たちの時代のスター・ウォーズ。
だけど、だからこそつらいなと思うことも多い。美しい映像、魅力的な俳優陣やキャラクターを愛しているけれど、それ故になぜあんなに薄っぺらくなってしまったのだろう......と考えてしまって辛くなる。
(エンタメ映画としては素晴らしかったと思う。ただ、黒澤映画リスペクトから始まったあの世界の奥行きをEP9には感じられなかったし、プリクエルやクローン・ウォーズによって深められ、あるいはEP8によって問われた完全なる善悪なんてものはないという、バランスや視座の置き方を考えさせるような東洋思想と混じり合う「あわい」の世界が描かれているようには思えなかった。そしてせっかく目覚めたストームトルーパーの描写をもっとちゃん観たかった。やったら絶対新しいものになったのに・・・という「もったいなさ」みたいなものを感じずにはいられなかった。.......というファンの独りよがりな思いです)

そんな中、今年公開されたクローン・ウォーズの最終章やマンダロリアンを見て、こちらは私の愛したスターウォーズ の中の重量感のある部分がしっかりと描かれていた。シリーズの新作でこの世界観にまた出会えた喜びがある反面、かたや映画で、かたやアニメやドラマなのに(マンダロリアンはドラマだからちょうど良いというのもある)どうして…とまた悲しくもなった。


作品を作るパッションとマーケティングと予算や納期。その全てとの折り合いをつけながらも、ものづくりを諦めない、できる限りのことをする、そんな仕事人でありたいなと思う。そして、読者や鑑賞者には知識を求めなくても、作り手は先行文献なり映像を網羅的に確認した上でリスペクトを持ってフェアなものづくりをすべきだなとも。
(そんな教訓を愛するコンテンツから得たくはなかったな......)


と、スターウォーズ新3部作やマンダロリアンを観てない人にはなんのこっちゃな呟きでありました。スター・ウォーズファンは、絶対マンダロリアン観た方がいい!!現場からは以上です!


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