INFJ のみんなへ㉔(パートナーに裏切られたと思うとき&本当の深い関係とは-TSOAを読んで 2-)
みなさん、こんにちは(*'ω'*)ノシ
こちら東京では桜がちらほら咲いております。春ですね・・・。
前回同様、「The Song of Achilles (略TSOA)」を読んでカウンセラーの先生と話したことについて書いていきます。
今回、先生と「裏切り」について話をしました。またその過程で、「心の深いところで繋がれる本当の関係」についても聞いてきました。少数の人と深い関係を築きたいタイプと言われるINFJの皆さんにも興味を持ってもらえるかなと思ったのでシェアさせて頂きます(*'ω'*)人(*'ω'*)
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「The Song of Achilles※」の登場人物であるアキレスとパトロクロスはパートナーです。とても仲の良い二人ですが、物語の途中で喧嘩をします。
(※( ゚Д゚)<ギリシャ神話のイリアスを題材とした小説です。本のあらすじについては前回の記事をご覧ください!でも、詳しい内容が分からなくても今回の記事を読むことが出来ます。)
原因は、アキレスが自分の名誉を優先してパトクロスの友達を見捨てたことにあります。友達は敵方に連れ去られてしまいました。これにパトロクロスは激怒し、一人敵方へ乗り込みます。アキレスの秘密の作戦を暴露することを条件に、友達に危害を加えないという約束を取り付けます。
深い信頼関係で結ばれた二人が、互いに傷つくことをし合ったのも驚きなのですが、もっと私が驚いたのは喧嘩後あっという間に二人が仲直りしてしまったことです。こんなにひどい裏切りをされたのに、どうしてすぐ許せるの?と、とても不思議に思ったので、先生に聞いてみました。
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( ゚Д゚)<以下、先生と私のカウンセリングの会話です
私:友達を見捨てるアキレス、敵方に策をばらしちゃうパトロクロス…。どうでもいい人ならまだしも、信頼するパートナーにこんなことされたらショックじゃないですか?裏切られたと思いません?しかも、けっこうすぐお互いを許しちゃうんですよ。もう全く意味がかわからなくて。
先生:んー。というか、まずそれは裏切りじゃないんじゃない?
私:えっ?
先生:だって、パトロクロスはアキレスがそういう行動をとるってわかっていたでしょう?
私:はい・・・そうですね。軍全体に対する示しもあるし、色々含めてアキレスがその選択をしたことを理解していると思います。それもわかってるけど、それでもやっぱり彼の行動は間違っていると怒っているんです。
先生:うんうん。アキレスもパトロクロスの行動を理解しているんだよね?
私:はい。アキレスもパトロクロスの優しい性格を理解しているから、彼がとるであろう行動も最初から想像できていたと思います。最終的には話し合って、パトロクロスが正しくて、自分は間違っていたと謝りますしね。
先生:じゃあ、やっぱり裏切りじゃないね。
私:んんん?そもそも裏切りってなんですか(; ・`д・´)?
「裏切り」という言葉は、期待外れの事象に対し用いられる言葉だそうです。期待、つまり、自分の頭の中に(勝手に)作り上げたその人の姿と現実のその人の行動が違ったときに「こんな人じゃなかったはずなのに!」と感じるのが裏切りだそうです。
私:つまり、アキレス、パトロクロスはお互いに裏切られたとは思っていない。なぜなら、頭の中にあるお互いの姿と現実の姿が一致しているから。だから、そもそも二人の間に「裏切り」は存在しないということですね。
先生:そういうことだね!
私:うーん。じゃあ、今回、二人の間にあったのは・・・意見の不一致ということですかね?
先生:あたり!
これが最初の疑問である「こんなにひどい裏切りをされたのに、どうしてすぐ許せるの?」の答えです。そもそも二人はお互いを裏切ってはいない。あったのは意見の不一致で、それについて話し合って解決した。先生曰くそれが出来たのも、アキレスとパトロクロスの関係性によるとのことです。
先生:アキレスとパトロクロスはきちんと結びついているんだね。いい関係だ。誰にだってね、本当に心の底から深く繋がれる人って居るんだよ。彼らみたいな関係を築ける相手と人生で出会うことが出来る。
私:おぉ・・・(; ・`д・´)!そうだったら素敵!
先生:そしてね、深く繋がる予定の人なら、頭の中にあるその人のイメージと現実の姿が違うなってことがあってもそれを認めることが出来るんだ。ありのままを受け入れることが出来るからね。現実を受け入れて、頭の中のイメージも修正される。
私:ほうほう。
先生:そして、心から深く繋がっている人達は、彼らみたいにお互いの意見を話し合うことも怖くない。なぜなら、二人の関係はそんなことで壊れないとわかっているから。
私:それはなんか良いですね・・・(*ノωノ)
・・・じゃあこういうことも言えますか?裏切られたと感じる時はいいチャンスかもしれない。勝手に相手のイメージを頭の中で作っていたな、と気づけるし、また自分が本当に好きなのはそのイメージなのか、それとも現実のその人自身をなのかを考えることができる。
先生:そうだね。
私:で、もし違いを認められなかったら、その人は自分と深く繋がる予定の人じゃないよ!というサインだから、さようならをすればいいと。
先生:そういうことだね。
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今思うと自分は、パートナーのみならず人間関係において、意見の相違がある場合は自分の意見を相手に合わせたり、話し合いを回避しようとしていたと思います。もちろん平和的解決を望んでいるからだけど、もしかしたら、意見の違いを認められないことに気づいてしまうのが怖くて避けていたのかもしれません。その人達が本当に深い関係を築ける人じゃないと気づいてしまってたら、そこから離れなきゃいけないし、一人になるのが寂しいからと・・・。
でも今回先生と話していて、心から繋がれる人は必ずいて、そういう人を見つければいいと思えました。だから、自分の考えを閉じ込めてまで無理して人と付き合う必要もないし、他人と違う意見を言うことを恐れなくてもいいと、少しだけ勇気が出ました。
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ということで、今回は「裏切り」と「心の深いところで繋がれる本当の関係」について、ちょっとですがカウンセリング内容をシェアさせて頂きました。読んでくださってありがとうございます!
三寒四温の春ですので、体調に気を付けてくださいね。
それではまた~(*'ω'*)人(*'ω'*)
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