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ときどき日記 9がつ 『あんぱんまん』にいってきた^^

 こんにちは。まあやちゃんですときどき日記なるものを更新しにやってきました。
 この日は文京区にある印刷博物館での催し、絵本『あんぱんまん』〜はじまりのアンパンマン〜に行ってきました。やなせたかし先生の“ボオ氏”くんを意識した手づくりの帽子をかぶって、きぶんは“ボオ氏ちゃん”です。
展示では、みんなのヒーロー・アンパンマン誕生の歴史を、複製原画をもとに辿ることができ、印刷博物館ならではの紙の仕掛けや特殊印刷も楽しむことができました。作家だけでなく、物語をより楽しむための工夫に取り組むたくさんの人たちが関わって、幾つもの工程を重ねてやっと子どもたちの元まで絵本が届く。やなせ先生の複製原画を見ようと足を運んだつもりが、それ以上の学びがたくさんありました。


 『あんぱんまん』のはじまりはボロボロのマントを羽織ったあんぱん頭のヒーローでした。知られているようにアンパンマンはじぶんの顔を困っている人に食べてもらうことが、主なヒーロー活動になっています。より美味しく満足にいただいて欲しい思いからか、餡子の味にこだわりを持っているのも面白いです。さらに遡れば、あんぱん配りの一般男性ですが割愛。どちらも文面だけでは、なんだかパッとしないなんならちょっと怖い?不恰好な正義の味方ですが、それがすごくカッコイイ!!やなせたかし先生の著書にもありますが「自己犠牲を払ってでも弱くても困っている人のために手を差し伸べる。正義は覚悟なしには行えない。」その通りだと思います。ヒーローになるってむずかしい。なんといっても正義はその時が来なければ試しようもない。正義に飛び込んでいく勇気は覚悟なしにはできません。それ以前に、正しさってなんでしょう。考えるほど、正解のないことに戸惑います。じぶんの信じる正しさを見つめようと思っても、こころのライトはいつも光ってはくれません。怒ったり悲しくなって泣いたり、もうダメだ。なんて絶望したりもします。そこに灯を照らしてくれたのが、やなせたかし先生の作品でした。
(やなせたかし先生への憧れや想いはぜひ別の機会にまた書きたいと思います。)

 アンパンマンは決して泣きません。濡れてしまえばひ弱でも、その心はいつだってピカピカです。なんてカッコいいんだろう。わたしもいつかわかる時が来るのでしょうか。ひとをしあわせに導くことを。感動を創ることを。正義に飛び込む勇気の重さを。
 道のりは長くても今はにっこり笑って、そばにいるひとたちのしあわせを願うことがわたしにできることなのかな、と思います。

 あらためて、アンパンマン誕生までを辿って絵本作家、やなせたかしのおおきさを知り、勇気と愛をいっぱいもらってきました。

ありがとう アンパンマン! がんばらなくっちゃ! わたし!

omamori




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