ポスト談志

10代の時に摂取していたカルチャーがその後の人生に影を落としているようだ。音楽だと、ルナシーとバクチク、ラルクをよく聴いていた。ふりかえるとちょっと気恥ずかしくなるが今もなお自分の趣味の根本要素である。

もともと「大衆性」に強くひかれるところがあるのは自覚している。

落語だと談志、米朝の名人の如きは好きになれない。小三治も同じく。小三治にいたってはわりと「嫌い」の部類かもしれない。それよりもぬう生(三遊亭円丈)が、いい。モダンである。その円丈師も死んでしまった今。

兎に角なんでもいいので、おもしれー奴探しているが、あんましいない印象。ちょっとまえジャルジャルの新作見て「あ、びみょー」って。改めて。

10代後半、2年くらい中野に住んでいた。中野ケーブルテレビというものがあってですね(中野民だけが享楽できるすげーテレビ)毎日お笑いライブが演ってた。あの頃は、たしかさくらんぼブービーとか飛石連休、流れ星、ヒロシ。大看板はカンニング、
そして最後はもちろんダンディ坂野の当り芸(ゲッツ!)で、〆

面白かった…

有名になる前の鳥居みゆきは「わたしぃ~今日ぉ~池袋で~精神を"統一"されてしまった方々にぃ~勧誘をされましてぇ~」…みたいな、今振り返ると先駆的かつ放送コードに抵触しまくったネタをやってて、もちろんライブで、だよね。ビールのことを「泡般若」と称して怖がるとか(超ウケてた)超絶美人がキワモノをやるっていうあのギャップが面白かったのにメジャーになった途端ダメになっちゃった。

今年のM-1もチラ見したけどあの終始「偏差値高そう」な感じがキツかったな私には。

誰か私を笑わせてくれるものはないか?

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