俺らは今、ひろゆきとさかなクンが冠番組を持つ世界線に生きてる

ここ数か月、あらゆる物品がことごとく値上がりしててドン引きしてる。仕事の帰りに寄ってたスーパーのなかにあるパン屋が全品約50円アップしてる。パン如きに200円オーバーじゃさすがに食指も止まる。野菜だってサツマイモ以外は総じて高い。貧乏人はイモを食えってか。まるで戦中だな。

そんななか卵と納豆と豆腐だけはなにがあっても値上がりしないのって国の矜持みたいなものを感じる。よく卵を生で食べてる。その効果でか髪の毛はまだハゲてないが年々薄くなってきとるのも事実、銭湯で濡れた自分の頭を見、なんつーか...その…毎回絶望してる。10~年後は「ハゲしいな桜井くん」みたいになってんだろうなあって暗澹として家路を歩いてる。

ところでいまテレビの世界ではさかなクンが売れっ子になっていると立ち聞きにて。ぜんぜん知らんかった。その人曰くさかなクンの番組を見て→ダーウィンが来た→鎌倉殿の13人を見るのが毎回愉しみとのこと。さかなクンってあの「ぎょぎょっ!?ぎょぉぉっ!」って人でしょ?

テレビいっさい見てないで言うのアレだがあの人が”売れっ子”になってるって、おいおい世の中ほんまに大丈夫か!?っていう悪寒しかないが。私にとってさかなクンとはかつて「笑っていいとも」に”蛭子能収枠”(=オマケ枠)に出演してたハイテンションで五月蠅いだけのタレントってイメージ以上ではないが、

おそらくその後の展開(海洋大学の教授、イラスト超上手い、漁師にして東京スカパラの一員)という「意外性」がボディブローのごとく効いていつしか大衆から熱くリスペクトされるようになり、気づいた時には茂木健一郎の後釜みたくなっていたということなのかもしれない、

ともあれ毛髪も時代もハゲしく動いとる。

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