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OODAループの発見

PDCAなどのフレームワークを活用して
過去の成果や行動を振り返ることが当たり前とされている。
「なぜ、うまくいかなかったのか?」
「原因は何か?」
「どうすればうまくいくか?」
など、過去をフィードバックされれば、失敗の追体験をされることになる。
「次回から、〇〇を心がけよう」と言われても
新たな「やるべきこと」が増えるだけで、
自主的に行動する妨げになる可能性がある。

こうした後ろ向きの姿勢は、ドーパミンの分泌を抑制し
クリエイティブな発想を鈍化させる。

一方で、アメリカ空有軍発祥のフレームワークに
未来起点のフィードフォワード型の発想に対応するOODAループがある。
これは、不透明な状況下での素早い意思決定を可能にする。

観察 Observe 
方向づけ Orient
決断 Decide
行動 Action 

「観察に基づいた方向づけ」をもとに、やるべきことを決めていく思考法である。

将来が見通しづらい環境下では、あるべき未来の方向づけから、
決断し行動に落とし込んでいくしかない。
そういう意味で、VUCAの時代にはOODAループのような
素早く回していける思考法が望ましい。

未来思考型のコミュニケーションは
メンバー間でも活発になり
「何を言ってもOK」という雰囲気になる。
やがて環境が醸成され、
いわゆる心理的安全性を高められると考えている。

人の認知の仕組みに対応したOODAループを
取り入れてみよう。

833 2024/05/29

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