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#111 士気向上と能力発揮

自ら考え行動したい人に、指示や命令をした場合、どのように受け止めるのでしょう?
言われたことを言われた通りにやる人は、自発的ではないと捉えられがちですが、本当にそうなのでしょうか?
今回は、士気向上と能力発揮について考えてみたいと思います。

指示を待つ人は、自ら考えないのではなく、勝手に動いて失敗したら迷惑がかかると思っていると最近つくづく思います。
特に自分のミスでクレームが発生したり、売上に影響が出てしまったらどうしよう?などの根拠のない妄想を抱いていると考えています。少なからず人は何かの役に立ちたいと思っています。
では、どのような方法があるのでしょう?

士気向上

質問により相手の中にあるものを引き出す。
自ら課題を設定して、自らの創意工夫を生かして行動を起こすように促す。 

人は誰かに無理やり押し付けられるより、自らやると納得して決めた事柄に対しての方が、モチベーション(士気)が高まります。
寄り添いながら相手のペースに委ねることで、士気はグングンと向上していくと考えています。

能力発揮

独立採算制や成果主義といった施策により、やる気を出し能力も発揮されるだろうという前提に基づいたもの。
また、教えられることによって育つというもの。

しかし、能力を発揮するようになるためには、自分の頭で考えるというプロセスが不可欠です。教えるのは自分で考えるための前提条件に過ぎません。
それらに効果がないとは言いませんが、質問することによって自分の頭で考える、どのような行動を、いつまでに起こすのかを自分で決める。
私は、自分で決めるからモチベーションも高まると考えています。
行動するという一連の作業を促すことにより、能力向上とその発揮を促す仕組みが備わってくると考えています。


もしあなたが今まで、指示命令を中心としたスタイルで社内コミュニケーションやマネジメントを行なってきたとしたら、実はブレーキを踏んでいたと言えるかも知れません。 まずは「質問」することに挑戦してみて下さい。


あなたが考えている以上に、人はいろいろなことをよく考えています。主体的に考えさせると、さまざまな良いアイデアを持っていることに気づくことでしょう。
相手の表情が生き生きとしてきたら、何かを掴んだと考えていいでしょう。
時には、見守ることも大切なように感じます。

今日も良い一日でありますように
godaigenso

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