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【ノンフィクション】ナンバー入り風俗嬢と同棲しちゃった(第12回)(全13回)【堕胎経験】

(この記事は1分半でお読み頂けます)
ぷー子が生中出しが好きなことを前回ご紹介した。

「妊娠したらどうするんだよ?オレはぷー子との子供を育てる気はないよ。」

毎回、ぷー子が生でのセックスを要求する度、オレはこう言っていた。

何度目かにぷー子がこれに答えた。

「堕ろしたことあるよ。正確な年齢は思い出せないけど、25歳くらいだったかな、色んなお客さんと生で基盤をしまくって、妊娠しちゃった。」

「それでどうしたんだ?(堕胎したことは確実だったが)。」

「誰の子どもかはわかってたけど、そのお客さんのことは好きでもなんでもなかったから、迷うことな堕ろしたよ。」

「お前、罪の意識とかないのかよ。」

「全然。なんで?」

「その時は、焦っておかしくなってたかもしれないけど、後で、あるいは今になって、悪い事したと思わないのかよ。」

「そんなこと思わないよ。だって生まれてきた方が不幸じゃん。そのお客さんと結婚する気もないし、それに私一人で子供育てようなんて思わないよ。」

オレは気になって根掘り葉掘り聞いてみた。
それによると、今、その子が何歳になるか、性別は男女どちらか、いつ堕ろしたか、どれも正確に思い出せないという。

それなのに、中絶費用は30万円したことだけは覚えている。金に関することだけはきっちり覚えているのだ。

相手の男性に半分払ってくれるよう申し入れると、始めは払うといっていた。

しかし、ぷー子がこの男性に会いたくなかったので、銀行口座を教えて振り込むよう連絡したら「本当にオレの子どもなのか?」と怒り出し、結局、お金はもらえなかったという。

相手の男性とは連絡が途絶え、生んだか、中絶したのかすら連絡しなかったという。

親兄弟にも親しい友人にも誰にも内緒にした。
そして中絶手術にはぷー子一人で行ったそうだ。

中絶された子は誰からも供養されることもなく中絶されたことすら、ぷー子以外の誰にも知られなかった。

そして人知れず医療廃棄物のごみ袋に入れられ処理されたのだ。

つづく

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