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発言のアセンブル

この文章について。元は「ロールプレイはデータゲー」という発言であるが、これは数少ない私のプレミの産物なので、もう少し定義域を狭めさせてほしい。あと条件も追加させてほしい。
ということで「俺、たまに会話にカードゲーム味を感じるんだよね」を厳密なものとする。

会話をカードゲームのように思う時があり、そう意識すると会話自体が上手くいくことが多い事から、少しこの近似符号を掘り下げていこうと思う。いつも私がどう見ているか、その解釈は分かるはずである。

発言。基本的な要素として、本質(本当に言いたいこと)、タイミング、そして言い方がある。この組み合わせで、今自分が最も望む結果、効果を叩き出しに行く。例えば穏便な説得。例えばしれっとした助言。あるいは良質な会話。本質と言い方をあらかじめ作り置きしておき、一番効果的であろうタイミングを見計らう。なんてこともできる。

それと、割と本質が重視され、むしろ言い方とタイミングが雑になるケースが見られる。もし本当に何かその発言で得たい効果があるのなら、ぜひ他の2要素も意識してみてほしい。

場に出した発言がどういう効果を示すのか分からないと言う話がある。実は効果は書かれているが、条件が煩雑すぎて結局わからない、と言うのが私からの解釈の提案だ。つまり根気強く読むか、もしくはシミュレーションが効果的な発言効果の検証法だろう、と言いたい。たぶん。

言い方は効果をきちんと得るためには大切な要素だ。結局相手方の感情の防壁を越えられなければ真にあなたの意図は届かない。せいぜい嫌な反発をされて終わる。

タイミングも同様の理由である。感情のうんぬんは恒常的なものではない。チャンスとなる起伏を見逃さないことも、言い方同様に重要なことだ。

もちろん、これ以外の要素を含んだ発言も存在するだろうし、だいいちここでは発言しか取り扱っていない。あくまで誰かさんの所感はこんな感じなんだぁと受け取ってもらいたい。

こんだけ堅苦しめに書いたが、実際の私の脳内は「そうくるか…」「そういう動きもあるのか」「ここでこれはおもろいのでは!?」「今だ!刺せ!」といった具合である。余談だが私はこのノリで将棋やオセロをやる。

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