終ワル 二次創作 短編

この小説は昔書いたものを蘇らせています。

独自設定、オリキャラ、捏造、クロスオーバーあり。

情報処理機関の若き女性調査員エリーナ·イングルビーは若くて美しい女フラペチーノをホットストーンルームへと案内した。

フラペチーノ「エリーナ、ここは?」

エリーナイングルビー「貴女が疲れてると思ってサプライズ的なものを」

フラペチーノの背中である長い髪が揺れる。

(あの人ってよく冥界の王さんの話ばかりしてたけど‥‥)

若い男Aが未だに冥界の王ハデスの話ばかりするのがフラペチーノにとっては気に食わなかったのだが。

フラペチーノは更衣室に入って服を脱ぐ。脱いだセーターとジーパン、ブラジャーとショーツはロッカーに入れておく。ついでにスマホも。

フラペチーノは裸足のままで施術台まで行く。

エリーナ「デメテルさん御用達ホットストーンマッサージです」

豊饒の女神デメテルも美しく、スタイルが良い。

エリーナがフラペチーノの膨らんだ胸元や引き締まったお腹や腰のくびれをじろじろと眺めていたが。

エリーナはフラペチーノの華奢な細い裸体を見ていたが、フラペチーノ自身は気にしなかった。

フラペチーノは長い髪を側頭部で結んでいた。普段は長い髪に隠れている白いうなじが露わになる。エリーナはフラペチーノの裸の肩や背中や腕にオイルを塗って温めた石を置く。

施術中にフラペチーノは熟睡していた。

一体、どんな夢を見てるんでしょうね?とエリーナは思った。

暗殺者ルーグトウアハーデはパスワードのかかったプリペイド式の携帯電話を手に取りながら冥界の王ハデスと話していた。

ハデスは人間の持つ携帯電話や家電といったものを殆ど持っていない。

恐らく通信機能が搭載された水晶玉から通じてルーグと話しているのだろう。

天界とはあまり関係ないようにも聞こえるが彗星の軌道についてだ。

彗星の軌道 つまり惑星の公転軌道は、黄道面と呼ばれる平面にほぼ沿っており、円に近い楕円を描く。 それとは対照的に、彗星の公転軌道は細長い楕円のものが多く、放物線や双曲線軌道を描くものもある。 放物線や双曲線の軌道の彗星は、太陽に近づくのは一度きりで二度と戻ってこない彗星である。

天体が地球と衝突すれば大惨事を引き起こす。

ルーグ「隕石が落ちるときに大砲のような音が聞こえるだろ?空から石が落ちてきたら‥‥」 

タルト「ルーグ様、都市や天界に落ちなければ問題ないのですが」

隕石は流れ星が落ちたものだと言われるが実は小惑星と密接な関係がある。

施術が終わるとフラペチーノはAとともに天界の休憩室にいた。

A「お前、ルーグから聞いたんだが‥ここってWiFiがフリーなんだろ?」

フラペチーノ「そうね。でも盗聴や乗っ取りの危険性もあるわね」

天界は常にフリーダム状態なのである。そのうえ、リスクも伴う。

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