見出し画像

息子と自分の間には、今日も大事なボーダーライン

6年前、旦那がへその緒を
華麗にカットした瞬間に

『あぁこれから息子とは別の人間だ。彼の人生を邪魔しないようにしよう』と猛烈に誓った

今もその想いは変わらない。

息子との間にはボーダーラインがあって
その一線を愛ゆえに
ピョンと越えそうになるけれども
『すまん、どうぞどうぞ』と
跨ぎそうになった片足をなんとか
スッと引っ込ませる葛藤の日々だ

これは我が子だけの話じゃない。
旦那・両親・友人・お客様に対して
境界線をキチンと意識して守ることを
肝に命じてから心地よく生きられるようになった

境界線と聞くと冷たい気もするが
それは壁のようにそそり立って
相手を拒絶したり否定する種類のものではない。

もっと柔軟で温かみがあり
「あなたはこう思うんだね🌿」
と自分と他者の思考や生き方を区別し
どちらサイドも同じくらい尊重する為の境界線だ

世の中には
『自分が責任を持てる領域』と
『他人が責任を持つべき領域』がある。

そこを混同しごっちゃにして
自分じゃどうしょうも出来ない領域で
悩み苦しみ苛立っている人が多いと思う
自分の領域は案外狭い

もちろん、自分と違う考えに出会うと
心がざわわ、人間だもの。

でもその後【これは私の領域かな?】と自問自答→私の気持ちはしっかりプレゼンし
「ママはこう思う」とマ 自身の想いも
しっかり尊重する事も大切

でも、プレゼンが終わった後の息子の行動は
もう、私の領域ではない

そう、『信じて見守る子育て』は
境界線を引かないとかなり難しい

夏休みの生活表を全く書こうとしない
ピアノ練習をしない
幼稚園をボイコットする息子に
日々心揺さぶられながらも
彼が己の人生を自分で選択し切り拓く
その日のために

私の領域を整えるべく
とりあえず、早朝サーフィンに行く
その間息子は1人で起き、朝ごはんを食べ
着替え準備しピアノを弾いた後、幸せそうにYouTubeを観ている
そして、自分で幼稚園に行くかと選択して
登園する

私が不在の朝の方がうまく流れる。
彼もきっと
自分の領域を自分自身で整えることが
心地良いのだと思う

サポートして頂けましたら、そのお恵みをぎゅっと握りしめて。こんな時でもお店を開け続ける地元の飲食店にダーっと走り、キンキンのおビールをガーッ飲みながら、明日への英気を養います。カウンターで出会ったノリのいい奴に1杯おごる気持ちでぜひ。