#番外編 〜週末移住に憧れて~江ノ島神社巡り。1日目

週末移住に憧れて・・・

2020年11月某日。OLの友人ちーたらの記事を見て気になっていた週末移住に、私も挑戦してみました。

行き先は「江の島」

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都内勤めの私にとって江の島はあまり縁のない場所ですが、江の島と言えば、まず最初に思い浮かべるのは海と山。そうした自然豊かなイメージと、しらす丼や湘南野菜を使ったお料理や素材が豊富な、食の宝庫といったイメージがあります。

リモートワークの普及により二拠点生活や週末移住といった新たな生活を求める人が増える中、田舎暮らしを通じた「癒し」「地元民との交流」「人との繋がり」を求めて地方と都内の二拠点生活や週末移住を楽しむ都民も増えているとのこと。

都内で働く私にとってもコロナ渦で色々なことが制限され、ストレスが溜まっていたのが正直なところ。遠出せずに旅した気分を味わえるスポット「江ノ島」「癒し」を求めて週末移住の旅に出かけました。

同行してくれたのは同じく都内で一緒にOLを務める同期の女子2人。関西出身のお二人にとって江の島は初めて行く場所なのだそう。

「週末移住」と「癒し」をキーワードに記事を書かせていただきますので、どうぞお付き合いください☆

旅の始まりは、「江ノ島駅」から。

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女子が集まると記念撮影が始まります(笑)それでは江の島週末移住旅に行ってきまーす!!

江ノ島駅から歩くこと3分・・・
「江ノ島弁天橋」が見えてきました。

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江ノ島は2020年に予定されていた東京オリンピックのセーリング協議の場所。今年の1月25日にこちらの記念のモニュメントが建てられたそうです。

本日は風が強く、歩いているだけで髪の毛が乱れます。さすが海風おそるべし(笑)風は強いけれど、左右どちらを向いても海が見えるので、歩いていて爽やかな気分を味わえます。

久々の再会に会話が止まらない私達ですが、そうこうしているうちに参道前へ到着。
本日のメイン「江ノ島神社」の手前にある参道です。

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旅館、昔ながらのお店、ご飯屋さん、お土産店など…沢山のお店が並んでいます。
中にはお団子やしらすコロッケといった、その場ですぐに食べられる商品を販売しているお店もあり、
グルメ好きな私たちは歩きながらテンションあがりまくり!!!

道中に列をなしていたお店「あさひ本店」のたこせんべいをさっそく食べてみました。

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注文してから焼いてくれるので、アツアツの状態で出してくれます!受取ったときかなり熱いのでご注意ください。笑

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どうでしょう?この大きさ!
自分の顔と同じくらいの大きさの蛸煎餅。インスタ映えも狙えるのではないでしょうか。

パリッパリの薄さですが、蛸の旨味が浸透していて美味(びみ)でした。

歴史あふれる江ノ島神社をめぐる


さてさて。食べるのはこの辺にして、今回のメインスポットである「江ノ島神社」へ向かいます!

江ノ島神社とは、日本三大弁財天を祀っており、「辺津宮」「中津宮」「奥津宮」の三社からなる御社のこと。

※江ノ島神社とは
天照大神と須佐之男命と誓約されたときに生まれた神で、三姉妹の女神を祀っている神社。奥津宮の多紀理比賣命(たぎりひめのみこと)、中津宮の市寸島比賣命(いちきしまひめのみこと)、辺津宮の田寸津比賣命(たぎつひめのみこと)。この三女神を江ノ島大神と称しているそうです。かつては江ノ島明神と呼ばれていましたが、仏教との習合によって、弁財天女とされ、江島弁財天として信仰されるに至り、 海の神、水の神の他に、幸福・財宝を招き、芸道上達の功徳を持つ神として、今日まで仰がれています。(参考資料:江ノ島神社公式HP)

まず初めに見えてくるのが立派な赤い鳥居。

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そして目の前に続く階段を上りきったところにあるのが「辺津宮」です。

江ノ島神社巡りスタートは「辺津宮」から

「辺津宮」は1206年、三代将軍源実朝の命により創建されたと言われています。その後1675年に再建され、1976年には大改修が行われたとこのこと。

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長い歴史の中で再建や大改修が行われたこともあり、神社は綺麗に保たれています。

また、一番下に位置していることから「下之宮」とも呼ばれ、島の玄関口にもあたるので、神社でのご祈祷は主にこちらで行うようです。手水舎で手を清めてから、いざ祈願。
(今回の旅、何事もなく楽しめますように・・・!!!)

「辺津宮」には、茅の輪というものがあり、この輪をくぐると罪が清められるといわれています。

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さっそく私も輪をくぐってみました。(これで私も清められたかな、、?!笑)

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境内には「銭洗池」があり、銭洗い白龍王が護っています。

健康、金運、出世祈願ができると言われており、池の中をのぞいてみると、お金がたくさん!

中央にある賽銭箱に賽銭を入れるのが結構難しい!!ぜひチャレンジしてみてください!

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続いて、隣にある「むすびの樹」では、絵馬が沢山飾られていました。

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ピンク色で統一されていて、可愛い!!!

むすびの樹は二つの幹が一つになったご神木。良縁を招くといわれるパワースポットで、恋愛が叶うように「むすび絵馬」が飾られています。友人はどんな内容が書かれているのか絵馬を見て興味深々・・・!

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「中津宮」で水みくじに初挑戦!!

続いて「中津宮」へ移動。

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辺津宮から歩いてすぐの距離にある中津宮は女子旅には欠かせない、「美しい恋がしたい」と願う女性たちに人気のパワースポットになっています。

853年、慈覚大師により創建されたと言われている「中津宮」。

1689年に改築され、その後1996年には全面的な改修が行われ改築時の社殿が再現されたと言われています。

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美人守、絵馬の他に水みくじも有名だそう。今回は珍しい「水みくじ」に3人で挑戦してみました!
名前のとおり水を使ったおみくじで、水の中に浮かべると文字が次第にくっきりと浮かび上がってくるとのこと。

まず真っ白で何も書かれていない水みくじを持って、社殿脇の「水琴窟」へ向かいます。水につけると、あら不思議!文字が浮き上がってきました!

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3人でドキドキしながら覗きこみ・・・
そして結果は・・・

「小吉、小吉、吉」でした!!!何とも言いがたい・・・笑

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結果はどうあれ、おみくじを引く一連の流れを楽しめました!

三姉妹の長女が祀られた「奥津宮」

最後に向かう先は「奥津宮」
「辺津宮」と「中津宮」とは少し離れた場所にある「奥津宮」
三姉妹の一番上である多紀理比賣命は安らかに海を守る神といわれています。

江ノ島の海を穏やかに守ってくれているのでしょう。

向かう途中、何やらお饅頭の湯気がたっいていい匂いに包まれた道を通ります。

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中村屋羊羹店という1902年に創業された和菓子の老舗だそう。
この湯気の感じ、雰囲気がまるで温泉街です・・・!!

急なにわか雨に見舞われながらもようやくたどり着いた「奥津宮」

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本宮御旅所と称される「奥津宮」は夏の避暑地として使用されていました。1841年の火災により焼失したのち、その翌年に現在の社殿に再建されたそうです。

三社の中では少し離れた場所にあることから、他と比べて観光客が少ないように感じました。

ですが由緒正しい立派な社殿と、道中の景色がとっても綺麗なので、ぜひ訪れてほしい場所です!!

奥津宮の近くには恋人の丘とも言われる「龍恋の鐘」というカップルに人気なスポットも。そんなに人気ならぜひ!と女子3人で行ってみました。

龍恋の鐘は「江ノ島縁起」という伝説にちなんで造られたものだそう。

伝説の内容を簡単にお伝えすると・・・昔悪行ばかりしていた五頭龍が、弁財天が天から降りて来て、悪行をやめるよう諭します。天女に恋をした龍は、行いを悔い改め天女に求婚。天女は結婚を受け入れました。

海を離れ山に姿を変えた龍。その山が藤沢市にある「龍口山」なのです。

なるほど、だから名前に“龍恋“がついているのですね!!!

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鐘の近くには南京錠がびっしり。愛の南京錠・・・とでも言えるでしょうか。

鐘から見える景色は見晴らしもよく、晴れた日には伊豆半島も拝めるそうですよ!とっても綺麗なので、デートにもおすすめです♪

江ノ島神社巡りで「自然」と「歴史あふれる建造物」に触れ、普段都内ではなかなか味わえない体験ができました!!

また、こうして歴史を知った上で神社巡りをすると、また違った視点で旅を楽しめるので良いですね。

さて次回の記事では、今回の週末移住旅で選んだ宿をご紹介します。

旅行でありながらも「暮らすように旅をする」が叶う素敵な宿に泊まってきました。それでは、次回の記事もお楽しみに!

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