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【働きながら2か月で宅建合格】何から始めればわからない人はまずこれを読んで!

はじめまして
新卒で不動産会社に就職したsayaと申します
令和4年の宅建試験に合格しました

勉強を始めたのは本番の約2か月前

この記事では私がどのようなテキストを使いどのように勉強したのかお伝えします
これを知ることにより、ただでさえ時間がない中での勉強において効果のない方法に時間浪費するリスクが少しでも低くなればと思います

1 教材

私の使った教材です

■テキスト

私がこれを選んだ理由は、ゴロ合わせが多いなど知識の豊富さよりわかりやすさ、覚えやすさを重視した内容になっていたからです
ただ、市販のテキストは一長一短あるので有名どこのものならどれ使っても問題ないと思います

■問題集

さっき紹介したのとリンクした問題集もあるのですがあえて別のシリーズにしました
理由は、同じものを使うと、問題集に載っている部分だけがテキストで強調される傾向を感じたからです
別のシリーズであれば、それぞれ同じ事項を違う切り口で説明されているのでよりしっくりくる方で覚えられるという利点があります
あと、ポイントは、一問一答みたいなやつではなく必ず過去問集にすることです
試験では使いまわしの問題もかなりあり、過去問集であればその使いまわし(ひっかけるポイントなども。)を肌で感じることができるのですが、一問一答はタイトルの通り「一問について一答」なのでどのように使いまわされているか感じづらいです

■その他

六法は絶対にあった方がいいです
テキストで長く説明されているよりも条文が端的に表現しているものもたくさんあります

この本は、試験用に書かれたものではないのですが、だからこそ試験とは関係なく不動産について知りたい人に向けて優しい表現で書かれているし図もとても多いのでとても読みやすい
業法、法令上の制限、建物の構造について、テキストの文字を平面的に読んでいたものが、この本で立体的に画像化でき深く記憶に残りました

(追記 2022/12/7)

民法は市販のテキストでは圧倒的に内容不足なので通しで網羅的に記載されているテキストを揃えた方がいいです
この本は少し分量が多いのですが過不足はありません
別の方に紹介していただいたのは下のテキストです

あとは、勉強方法などに関する有料noteにも合計2,000円くらい課金しました
もちろんすべてが有益な内容というわけではありませんでしたが部分部分で参考になることはあるので高めのランチ2回分くらいの投資で合格できたので元は取れてます

2 どの分野から始めるべきか

宅建は、大きく分けて①宅建業法、②民法等、③法令上の制限、④その他・税などの4分野から出題されます
短期間合格のためには、「暗記」と「理解」を的確に区別して学習していく必要があります
ここでは、「暗記」とは、意味はわからないけどとりあえず字面だけ覚えてる状態、「理解」とは、なぜこのような仕組みになっているか理由がわかる状態、という意味で使います
単なる「暗記」は忘れるのは早いけど覚えるのも比較的に簡単という特徴があり、逆に「理解」は習得までに時間がかかるけど覚えたら忘れない、という特徴があります
そのため、「理解」すべき分野に早期に手をつけ「暗記」分野は試験直前に詰め込むのが効率的です
これから、理解・暗記分野の区別をし、優先順位を説明します

■理解
①宅建業法、②民法等、です
これらは、「なぜこのような条文になっているのか?」を理解すると、本番で具体的な答えが思い出せなくても理解した部分に遡ることによって正解に辿り着ける可能性がでてきます
このうち、宅建業法は民法等に比べ範囲が狭いし問題の使いまわしも多いのでまずはじめに宅建業法をマスターすることをおすすめします

■暗記
③法令上の制限、④その他・税、です
例えば、法令上の制限で「高さ31メートルを超える建物にはエレベーターを設置しなければならない」という知識があるのですが、なぜ30メートルじゃなくて31メートルなのか、32メートルじゃダメなのか、数字に関して根拠が乏しく「理解」は困難です
税分野でも、税率●●%など細かい数字の知識が要求されますが同様にその数字でなければならない根拠には乏しいです
特に、税は毎年税率が変わったり特例ができたり短期受験生であろうとベテラン受験生であろうと正確に覚えることは難しいので優先順位は低いです

以上をまとめると、最初につけた数字の順番通り、①宅建業法→②民法等→③法令上の制限→④その他・税でつぶしていくのがオススメです

3 整理

紹介したテキスト等を、優先順位に従って時間配分していくことで合格点はカバーできると思います
ポイントは、満点を狙おうとせず、自分のできる範囲で最高の結果を残すことを考えることです
手を広げすぎて優先部分の理解があやふやになってしまうのは危険です
優先順位の低い部分はスパッと捨てる勇気を持つことが合格への近道です

総論の説明は以上です
ここまで読んでいただきありがとうございました
まだ他にもチャレンジしたい資格があるので、引き続きフォローしていただけると幸いです

次からは上記を踏まえて私が具体的にどのように勉強したかを説明していますので興味のある方はぜひお読みください

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