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失敗はコワがっている場合ではなく、〇〇にするべきだと思う

失敗について、どんなイメージを持ちますか?

  • ダサい

  • 恥ずかしい

  • 未熟

  • 努力不足

こんなイメージが多いと思いのではないでしょうか。

成功は美しく、失敗はダサい。
そんな雰囲気が世の中の至るところで漂っているので、
挑戦すること自体に億劫になってしまうことも多いと思います。

けれども、多くの人にとって「失敗はダサいから」というのは
こわがっている暇はないんじゃないか?
と思った話をしてみます。

失敗がダサい理由

まず初めに抑えたいのは、失敗がなぜダサいと思われるのか?ですが、それは2つあると思っています。

1つは、期待させたことと実態が合っていない外部から失敗と判定されるパターン
もう1つは、見切り発車すぎて挑戦したことを自分の経験値にできない、自身に課題があるパターンです。

外部から失敗と判定されるパターン

前者で大切なのは、自分が何ができて何ができないのか?という自己評価と、周りの評価とのズレが少ないことだと思います。
いくら自分をよく見せようと思っても、できない(またはできていない)ことをできるというのは、企業の営業戦略としてはあるのかもしれませんが、個人としてやってしまうと、めくれます。
責任感がある立場にいる人ほど、めくれた人への信頼は無くなってしまうので注意が必要です。

また、できることというのも、何がどこまでできて、まだできていないところは何か?と具体的に把握していた方がよいです。
それは、自分の強みはこれだと自分で思えたとしても、その強みがもっと高いレベルである人は世の中にたくさんいるので、強みに上限がないことを理解し、常に自分がどのポジションにいるかを理解し、そのポジションでの力の発揮の仕方をするのがハマりやすいです。

経験値にできない、自身に課題があるパターン

後者に関しては、自分が何を確かめたくて挑戦しているのか?を見失うと、本当に何も得られない時間だけ奪われたようなことになってしまいます。(これは本物の失敗だと思います)

どんな挑戦でも、最低限、人に説明できるぐらい目的を明確にして挑戦することで、成功しようが失敗しようが、その目的に対してどうだったか?という成果が得られる(改善材料ができる)ので、一見失敗の様でも、実験結果という成果物になります。挑戦することを、実験結果にできるようになると、「失敗がダサいもの」という考え方はなくなります。

失敗を無効化する方法

失敗を無効化する方法は、実験結果として自身の経験値に変換することです。実験結果にする方法は2つあり、リサーチと、振り返りです。

リサーチ

自分がやってることは他の人が既にやっていないか?を確認する。
やっていたら、それを踏まえた上で、自身の挑戦の目的を明確にして実行する。
これはプロジェクトをスタートすると、
「なぜそれが必要なのか?」とか、「なぜあなたがそれに取り組むのか?」とか、「それは他にどんな人がやっているのか?」というように外部からどのくらいの想いをもって取り組んでいるのか?を測られるので、答えられないだけで、心配させてしまうし、答えられて、相手が共感できる内容や協力できる内容だと一緒にコラボレーションが生まれたりします。
その為、自分が何をしたいのかという目的を明確にするためにも、リサーチは大切です。

振り返り

プロジェクトの一番大事な部分は振り返りだと思います。
既に実施したプロジェクトは、過去の経験から見込みが立てやすいですが、
新しい試みをする場合は、あまり計画的に進めようと思ってもうまくいくと限らないので、振り返りをすることで、次の計画の見込みや、改善施策を考えることができるようになります。

振り返りのポイントは、「実施した内容が、目的を達成できる内容だったか?」です。
その為、目的に対しての達成度合いを振り返ることができる評価ポイントを事前に考えておき、実施した後に振り返るとよいと思います。
参加者を巻き込むプロジェクトなどでは、参加者アンケートも有効だと思います。

失敗は若ければ若いほどノーリスク!!

ここまでいろいろ話してきましたが、結論、自身の成長につながる”良い”失敗は、成功のもとなので、失敗をこわがるという選択肢は、ないです!

そして、こんなに語っておきながら、
私も本当に何の役にも立たないようなことだって血迷ってやってしまうときはあります。
(逆にそれに気付けたという点で失敗を無効化します!)

自分がやりたいと思ったことに忠実に、真剣に向き合うことは、
どんなことでも成長につながるし、

「今の自分は、過去の結果」といわれていますが、本当にその通りで、
何にも考えずに言われたことをやっていると、
一見楽な道のようでも、それが自分の人生に積み重なってしまうので、
自分がどうありたいか?を考えて行動する習慣は常に意識するとよいと思います。

特に、若い世代が何かしたいといった時に、
面白そうと思って乗っかってくれる企業や、社会人は自分が知る限りたくさんいます!
(社会人になると、面白いことをやっている人が増えるので差別化が難しいですが、「若い世代」であるだけで競争が減り、諸々のハードルは下がります!

ということで、失敗はコワがっている場合ではなく、「実験結果」にするべきだと思う。でした!

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