「ふたりでする恋愛」
おはようございます。
私の住む地域ではもう梅雨が明けたみたいで、朝から蝉の鳴く声で起こされました。
私が失恋したことなんてこの世界にとってはどうでもいいことで、何もなかったことのように季節は巡っていくんだなあ、と朝からそんなクサいことを考えています。
季節が変わると、好きな人と一緒にやりたかったことがたくさん思い浮かんできます。「夏は一緒にこんなことをして、こんなところに行きたかったな~」、、、なんてことを別れて数日たった今も考えています。
私が彼に出会って、彼を真っ直ぐに好きでいた3か月間、彼の気持ちは一度も私に向くことはなかったんだろうか、いや、何度か向いたが私の気持ちが強すぎて、彼の矢印はそっぽを向いてしまったのだろうか。
そんな、彼以外の誰にもわからないことをまだひたすら考えています。「堂々巡り」ってこのことですね。(笑)
「別れた相手のことは早く忘れて、次の新しい恋を探そう!」「もっといい人がいるよ!」って、失恋した友達を励ますための手っ取り早いフレーズですよね。たしかに、別れた相手のことを考え続けても意味はないんです。終わった恋が再燃することに希望を持ってはいけないんです。
だけど私は、本気で好きになった人を簡単に忘れることはできないし、別れた後でもその人のことを想っていたいんです。気が済むまで。だってもうお別れしたんだから、ふたりの恋ではないのだから、一人で恋愛していたって、勝手に想っていたっていいでしょう?
実を言えば、はじめて人と付き合ったのも20歳を超えてからで、異性と一緒に過ごす新鮮さも、甘えて甘えられる喜びも、身体を重ねて心も体も愛で満たされる、あの感じも、全部最近知りました。
「付き合う」ことに興味がなくて、大学生前半までずっと片想いとか、たまに両想いとかあったけど、「付き合った」ことはありませんでした。一人が好きだと思ってたし、人と一緒にいるなんて面倒くさいだけだと思っていました。そんなこんなで、「ふたりでする恋愛」を経験したことがなかったんです。
でも、「ふたりでする恋愛」がどれほど尊いものか、愛しいものかを知りました。同時にどれほど脆く、刹那的なものであるかも痛いほど感じました。
はじめて付き合った人とお別れしてから、「寂しい」という感情も覚えました。20年生きてきて知らない感情がたくさんあったことに驚きもしたし、また一つ成長したと、少し嬉しい気持ちもありました。
こんなに傷ついて、辛い思いをする「恋愛」をこの世の大勢の人はよくもやってのけるな、とも思いました。
また恋愛をしてもたくさんの感情に踊らされるんだろうな~、と思いながらも、それでもまた新しい恋をしたいと思うのはどうしてでしょうか。
満たされたいんですよね、愛して愛されることで。結局私も、例外ではない、普通の人間でした。(笑)こんなことに気づけて、私もまた一つ成長できたと思っています。
またとりとめのない話になってしまいました。
夏の朝、back numberの one roomを聞きながら、書いています。まだ同棲もしたことないけど。(笑)いつかまた出会う人と同棲なんてするのかな、うまくいかなかったら今度は今以上に辛いだろうな、と思うと、新しい恋に踏み出すのが臆病になるけれど。それでも、難しくても、壊れそうになりながらも、少しずつ、大切に「ふたりでする恋愛」を紡いでいける人と出会いたい。そのために、一歩を踏み出していきたいです。
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