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藁で火を焚き沸かすお茶

電気よりも、ガス。
ガスよりも、薪。
そして薪よりも、藁。

いつも電気釜で炊いているご飯を、土鍋で、ガスで炊く。
焼き芋を、薪の中で作る。
こんな経験は皆さんあるのでは。いずれも、「おいしい!」と思わず声をあげてしまうほどの、いつもとの味の差を感じることでしょう。

火にもこだわって料理をしているとしたら、その方はプロか、相当な通だと思います。
ですが、こだわるだけの価値があります。

藁で調理されたもの、皆さん口にしたことはありますか。
パチパチと小さな音を立てて燃える藁。
炊いているものに柔らかみを与えます。

薪ならまだしも、藁で火を入れた料理にはなかなか巡り会えないもの。

昔、伊勢の赤福さんの本店で赤福をいただいた時。

もしかしたら中は薪かもしれないけど、
かまどの入り口には藁があってパチパチと燃えていました。

そこで沸かされたお茶の美味しさと言ったら。赤福を頼んだらついてくる、無料のお茶、それがこんなにおいしいなんて。茶葉自体というより、水の、そして火の優しいパワーを感じました。

赤福本店にて
このお茶ですよ

機会があれば、ぜひ。

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