薬園八幡神社
奈良県の大和郡山市を散歩していました。大和郡山市は、金魚で有名。なかでも、出店に並ぶような金魚が中心です。
金魚ストリートというメインの道路を歩いていると、「薬園八幡神社」なるものを見つけました。
薬園?
ということは、昔この敷地内で薬草を育てていたはず。
そう思って雨の中、お参りしました。
入ってすぐ左手に、薬草見本園があります。
おおお、素晴らしい!
ただ、私には、どれがなんだかほとんどわからない。
ドクダミだけはわかります。
こうやって、ドクダミを使用して庭が作られています。
庭に生えてくるとどんどん増えてくる迷惑な雑草と評価することもできますが、薬草として利用すればこんなに素晴らしいものもなかなかない。そして、庭の彩りに利用されることも知ったのでした。
国試現在社とあるように、続日本書紀に記載がある神社で、天皇の発願によってできたのだそうです。
お参り。
749年に建立。昔、宮中に支える役人のために薬草園が作られました。東大寺の分霊として、今はこの地に祀られています。
ドクダミを始めとした薬草は、今でもわたしたちを癒してくれています。うまく使えば病気平癒に至ることもできます。続日本書紀の時代から、世の中色々変化してきていても、薬草の自然のパワーは変わってこなかったのだと思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?