見出し画像

(爬虫類注意)ウミヘビの役割

沖縄料理・久高島の産業にイラブー(エラブウミヘビ)があるそうです。

久高島をガイドしてくださった外間長裕さんは、久高島の由緒正しき家の方で、元区長も勤めた名士。他の方ではガイドしてもらえないようなことを色々教えてもらったのでした。

ドラゴンフルーツの木
ノニの実
ガジュマルの木。垂れ下がってるところでブランコできる
だんだん海が見えてくる道
ほらさっきよりも
この後、道の高低差でまた見えなくなる


海は相当きれい

そのうちの一つが、イラブーの燻製小屋。
(注意:爬虫類苦手な方はここまでになさってください)

外間さんのお知り合いの方が作業されていて、イラブーを見せてもらったのでした。
網を張った木箱の中に、ウニョウニョ。

こんな木箱がいくつもある

外間さんは、イラブーを持っちゃう!

よく見たらかわいいかも

ハブよりも毒が強く血清もないので毒が注入されたらかなり危険なそうなのですが…でも、口が小さいので、一回くらい噛まれても毒は注入されないそうなのですね。 

この小屋にいて、絶飲絶食で半年は生きる。そんなイラブーを燻製にして、食べるそうです。薬膳、精力剤になるんだとか。久高島のイラブーは最高級品らしく、琉球王府御用達だったそうです。漁の権利がある人しか獲ることができません。 
食べて帰ってくることはしませんでしたが…。

久高島は神の島と呼ばれ、どんな大波も手前で砕け散ってしまい、津波に遭うことはないそうです。

写真の上の方。線になってるところで波が砕ける

海に守られ、イラブーやガジュマルと共に生きる人々に、力強さを見た旅でした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?