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梅干しを焼いて大丈夫? -栄養価編-

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梅干しを焼いても健康にいい成分は壊れない?と疑問を持ちましたが、大丈夫なはずなのです。

理由① 梅干しがそもそも相当な高温の中で作られている
理由② 梅に火を通しまくった健康食品は多彩にある 

理由①についてです。
梅干しは、一年のうちでも日光の照射が強力な時を選んで作られます。熱に弱ければ、そもそもこういう作り方にならないはずなのです。
とはいえ、一説によると、かんかん照りのときの地表への輻射熱は50度行くか行かないからしいです。なので焼く温度には程遠いですね。

理由②について。
梅干しの黒焼き…土鍋に梅干しを敷き詰め、蓋のところの隙間も空気穴も全部小麦粉を練ったもので塞いでしまい、何時間も蒸し焼き状態にしたもの。
梅肉エキス…青梅をすりおろしてできたエキスを、何時間も煮詰めてできたもの。
烏梅…梅干しの燻製。
いずれも、真っ黒です。
これらのものはおかずとして食べるものでは到底なく、すでにもう薬であり、不調を改善することを目的に服用するものです。 
もちろん、火を通すことで、梅干しから多少成分は変わるのでしょうが、さらにいい様に変わるからこそ薬として重用されてきたのでしょう。むしろ、健康効果を期待するなら焼くのがいいのではと考えることができます!

さて、栄養士ではない私は、今知ったばかりのことをリンク付きで書く訳ですが、
焼くとバニリンという成分が増え、ダイエットに効果的
ムメフラールという成分が増え、血流が良くなる
と、実際、成分の観点からも向上していることが実証されているようです。 

何より焼くことで火による陽のパワーをものすごく感じることができます。うんちくも大切ですが、自分の体感でそう感じます!

レッツチャレンジ!焼き梅干し。

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