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瓦コースター作り

きのう、淡路島の瓦作りについて書きました。→瓦は日本の財産

きょうは手作り体験・瓦コースター作りについてです。なぜコースターなのかと言うと、瓦の素材が吸水性に優れているから。コップの周りの水滴が垂れてきても、シュッと、本当に一瞬で乾いてしまい、テーブルなどを汚すことがありません。

置いてある見本は、こんなもの。

こんなにきれいにできたらいいよね。

模様や図柄のデザイン集から選んでいましたが、
「オリジナルの図案でもいいですよ」とのことでした。そんなこと言われたら、イラスト起こしからやっちゃうよー!!!

てなわけで、

亀甲柄、中央に描き起こしの金魚に決定!

まずは亀甲柄を瓦プレートに置き、ボールペンの先でなぞるように形をつけていきます。その後、金魚の図柄を置いて、また同じように形をつけていきます。このあたりは刺繍の下絵をチャコペーパーで写すときに似ています。

写し切ったら、細いナイフのようなもので、亀甲柄のラインの両側から切り込みを入れ、立体感を持たせていきます。その後、ヘラで丸みを持たせるように線をぐっと押さえていきます。

今思うとこの時点が一番綺麗だった

さあここから、金魚の周りをくり抜いていきます。これが難しいのです。なだらかに削ることが。また、細かいところを綺麗に削り切ることができません。 

それでもどうにかこうにか…

ここまでのものにはなりました。職人さんの仕上げ済みです。 

瓦の土は粘土なんかと違って手にベタベタ引っ付かず、扱いやすいのも良かったです。手が少し荒れていたんですけど、瓦の土は触っていて本当に気持ちがよかった。

気づいたらこの時点で2時間半!!
河原で座面を作ったお椅子に座り、疲れを感じず、2時間の体験のはずがここまで長居をしてしまうことに…

瓦コースター作りは、まさかここまで好きなようにやらせてもらえるなんて思いませんでした。数パターンの図柄から選んで、自分の手の入れるところはほんの少しなのかなと思っていました。ここまでしてくれるのはギャラリー土坐さんだからこそ。道具も本物なんですって。瓦コースター作りがしたい方は是非ギャラリー土坐さんに!!

このあと焼いて送ってくださいます。
焼けたら1割縮むらしいのです。自分で作った瓦コースター、早く手に取りたい。

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