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「家庭でできる自然療法」の読み方

私は、痛くなく副作用なく身近なものでお手当ができる「自然療法」に日々助けられています。 

東城百合子さん著「家庭でできる自然療法」、これ一冊に、全身の病や怪我などの不調について、対応が掲載されています。それこそ、ガンからトゲの取り方まで、本当に色々。これが私のバイブルです。  

この本に自分が出会い、助けられるようになって10数年。私は毎年梅干しを漬け、ビワの木を育てるなど、自然の恵みを身近に得られる環境に身を置いています。

本の巻末に索引がありますので、困ったときに病名や症状からひけばいいのですが、この本を手に取られたらまずは通読することをお勧めします。430ページですが、まず、全部読んでみてください。  

この本は私にとって驚きの連続で、「ええっ、患部に直接当ててなくても肌からこんにゃくが毒素を吸い出してくれるの!?」とか、「フグ中毒が砂に埋まってて治るなんて信じられない」とか、とにかく他のどこでも聞いたことのない話に目を丸くしたものでした。その時の私にとって、書いてあることは半分オカルト。

ですが書いてあるうちのひとつ、ふたつをやってみて効くことがわかってくると、「もっと知りたい、全部わかりたい」という気持ちが強くなりました。そこで始めから全部を、何度も何度も通読しました。そうしようと思って取り組んだというよりは、衝動が抑えきれずそうしたと言えます。 

すると何か困ったとき、どうすればいいか咄嗟に思いつき対応できるんですね。 

例えば、熱湯や料理の火などで体の一部を火傷をしたなどの緊急の時。 
さっと塩水に漬けてしばらく置いておくことを知っていると、水ぶくれになったり痕が残ることなく治すことができます。(※重篤でしたら即病院へ!!)
トゲがたった指には、梅干しを貼っておくと苦労なく取り出せます。 

念のため言いますと、東城百合子さんは西洋医学を否定しておられるわけではありません。お子様を病院に連れて行かれたお話も、何度も書かれています。ですが、この本に書いてあることは、お医者様にかかる前に試しておけることですし、よくなった体験談にはお医者様に見放された方の例も載っているのです。また自分の不調はまず自分でなんとかすること、病気にならない元気な体を作ることを教えてくれています。

西洋医学には西洋医学の、自然療法には自然療法の、得意分野があるのですね。

通読と言われて拒否反応が出た方は、目次をさっと見て気になったページから読んでみるとか、読まなくてもパラパラと全ページをめくって見るとかしてみるといいと思います^_^

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