見出し画像

多治見市のイタリアンランチ セルバチコ

毎日散歩すると、毎日暑い中にも少しずつ「今日は風があるな」「昨日より蒸し暑い」など違いがあります。今日は「最高に暑いまではいかないけど、暑い」かな!


リサ・ラーソン展の後の腹ペコランチ

岐阜市現代陶芸美術館で展覧会を2時間ほど観覧。
ちょうど12時。
めっちゃお腹が空いている!
美術館には、レストランもカフェなどもなく、自販機があるのみ。
周囲は山。
お腹を満たすため、近場のランチを友達が調べてくれました。

イタリアン・ビストロ「selvatico(セルバチコ)」。

最近、お引越しされたみたいで場所がよくわからないけど、電話で予約できたし行ってみよー!

前菜からノックアウト

ランチはこれ限定とのことで、Selvatico 茶雲霞コンセプトランチコースをいただくことに。

最初の一皿がこちら。

始まりの予感

左のは、カリッカリの揚げた皮の中に、冷たいフィリング。揚げ物が冷めたのではなく、揚げた皮の中に後から中身を詰めてある。
外の皮と中身の食感の違いがあって、中身のクリームチーズと何かを混ぜたものもおいしい。
右のは、甘くない固めのプリンのような。枝豆も濃くてずっしりとした味。

一皿目から、これはおいしいに違いないという確信。

ポタージュとパテ

2皿目はとうもろこしのポタージュ。冷たいかと思ったら、あったかかった。つぶのとうもろこしも、上の泡もおいしい。

オリーブオイルの緑が美しい

スープの後は、お肉のパテ。美濃野菜と津軽鴨パテとのこと。
パテは、ナイフでないと切れないしっかりした硬さ。
上にのっているトマト、チーズ、ぶどうと一緒に口に入れます。
お肉のうまみがぎっしりで、マスタードと合う!
お花もかわいい(もちろん食べた)。
私はこの一皿が、一番好きでした。

美しいひとさら

パスタと絶品フォカッチャ

ズッキーニとやりいかのパスタ。
捨てるところなく使っていますとのこと。ソースが複雑な味わいでめちゃくちゃおいしかった。
ズッキーニのやわらかなシャキシャキと、やわらか~いヤリイカの組み合わせ。火加減が本当に絶妙でした。

写真撮り忘れてるけど、フォカッチャが最高傑作でした。こちらで小麦粉を全粒粉にしているとのこと。カリカリカリカリの表面と、味の濃い生地。今まで食べた中で一番おいしいフォカッチャ!

少ないようでちょうどよい量

お肉料理はとり

素材の滋味恵那鳥ロートロ という名前。
左側は手羽を焼いたもの。右側は、とりを巻いて調理してある。
調理法の違いと部位の違いで、どちらも味わい深い。
ビーツのピュレと、味の濃いジャガイモのマッシュした感じのもの。副菜もとても凝っている。とりと一緒に食べると、味わいが変わってまたまたおいしい。

いくつの部位の盛り合わせ

最後まで抜かりなく デザート

チーズタルトとアイスクリーム。ブルーベリー添え。
このチーズタルト、しっかりチーズの味がして、下に巻いてある皮がパリパリで。イタリアンレストランのデザートとしてはかなり凝っていて、めちゃくちゃおいしかった。
ちょっと忘れられない味。
甘さよりもチーズが濃い、特別な味でした。

もう一回食べたい

まとめ

場所が辺鄙だし、高めのコース一択だし。電話が通じない時間があったり。
最初は不安もあったけど、結果的においしくて大満足のランチでした。
勢いのおいしさでなく、しっかりとした技術に裏打ちされたおいしさ。
シェフは、本当に料理に熱心なんだなとよく分かる。
ハードル高いけど、もう1回行きたい・・
そんなお店でした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?