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絵に関する買い物とある種の後悔
これまで絵に関するものをケチくさい額ではあるが買ってきた。それらを紹介していこうと思う。
ちなみにタイトルにある「後悔」とは、買った後悔ではなく買うことを渋っていた後悔である。
画材編
●ペンタブ
これをずっと買っていなかったことは今でも後悔している。
というのも学生時代も何度か絵を描きたいと思っていたがそこまでの熱意がなく、お金もなかったためマウスで少し遊んでいた。
しかもその"お金がなかった"というのがコンビニでバイトをしていたのにその帰りに酒とつまみを買い込んで帰宅後即晩酌という生活をしていたための金欠である。
もし今同じような若人がいたらIntuosのエントリーモデルを買ってあげたいくらいだ。
●グラフギア
重さがあって何となく描きやすい。
これまでは中高生の頃に使っていた記憶もありクルトガのちょっといいやつを使っていたが、こっちを使い始めるとクルトガでは物足りなくなってしまった。
芯の細さごとに色が違うためカラバリを選べず、可愛い色がないのが欠点。
書籍編
●ソッカの美術解剖ノート
この本はある記事でおすすめされていた本だ。
何となくでしか知らなかった骨や筋肉のことを解説してくれる本で、人体の構造を知るためにかなりいい本だと思う。
全容を把握するにはまだ読者側のレベルが足りていない気がするが、それはまたレベルが上がった後に読み返そうと思っている。(特に骨に筋肉を重ねていくところなどは触れることを躊躇うほど難しい・・・)
ただ純粋に読み物として面白く、後述する「キム・ラッキの人体ドローイング」よりも基礎的な知識が身につく本だと感じた。
●キム・ラッキの人体ドローイング
上記のソッカ先生が書評を書いている本で、より実践的に人体を図形化してひたすら描こうとする内容だ。
こちらも骨や筋肉について上記の本に近い内容もあるが、描き方のメソッドが若干異なっている。こちらはソッカ先生の物と比べると読み物という感じは薄く、ひたすら練習するのに向いていると思う。(Twitterの上手い絵描きの人にもこの本での練習を毎日アップしている人がいたりする)
後半に行けば行くほど難しいポーズやアングルが増えるため、これについても一通りやってレベルが上がってから再挑戦する方針で使っている。
●スケッチ感覚でパースが描ける本
この本はいろいろなパターンのパースをザックリとした手順でザックリと描かせてくれる本だ。
この本を読むまでパースの意味も分かっていなかった人間にとっては大変重宝した。
正直、ネット上の記事や画像の説明は「パースの意味すら分かっていない人間」に対してあまりピンと来させてくれる内容がない。この本を読む前は(正直数ページ読んだ段階では)「パースってなんだよ意味わかんねえよ」と思っていた。
だがこの本を読みながら実際に描いてみると分かった。
"パースと言うのは消失点とそこから引く線によって遠近感を可視化できる便利アイテム"だとこの本を読んだ今は思っている。
後悔
どれももっと早く買っておけばよかった。
特にペンタブはものすごい後悔だ。
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