一杯の信頼
これで?元
又吉のYouTube「信頼できる・できない人の特徴100個」を見ながら、
目に入った牛肉麺屋さんに入った。
時刻は11:48。
月曜日、1人目の客。
気合が入ったおじさんがおはようと挨拶をした。
太麺の牛肉麺を注文した。
が、無いらしく、
申し訳なく思った店主は、排骨(スペアリブ)をサービスした。
汁をすすり、麺を食べ、
キッチン越しに目があった彼に頷き、「うまいよ!」と伝えた。
おじさんは心の中で、「清々しい月曜日だな」そう思ったに違いない。
近寄ってきて、「腹がいっぱいになるまで食えよ」と笑顔を残していった。
しばらくすると、ぐつぐつ煮込んだ豚肉のもも肉を乗せたご飯が出てきた。
頼んでない。
サービスをしてくれるらしい。
うまい。これもまた絶品。
うまいだけじゃない。
又吉のYouTubeを見ながら、
「いまの私は、信頼を食べている」。
これが信頼。
かけがえのない一杯の信頼。
会計をお願いする前に、300元はすると想定していた、牛肉麺の相場は300だ。
それにサービスの一杯がつく。あれは無料だと思った。
尋ねると、100元と言った。
100!?
ありえない。
「ここ、毎日空いてる?」
「だいたい空けてる」
「ありがとう、またね」
未来の自分のために、お金を使いたいです。応援ありがとうございます。