オリーブ指圧治療院
アートを通じて健康に興味を持ってもらう活動をしています。
予防治療院というスタイルを作って12年が経った。 そろそろこの考えが全国に広まっていってもいいはずなので、その一歩目を出す。
お店からのおしらせです
当院ではママさんが施術中に保育士さんがお子さまをお預かりする「赤ちゃんタイム」というサービスを無料で実施しています。このサービスに辿り着くまでのストーリーをここに記します。
お客様からのご要望に対して回答をします。 そこから生まれた新しいサービスや実施しない理由について答えていきます。
7月で12周年を迎えました。ここまで続いているのは、ご来院くださったお客様のおかげです。本当にありがとうございます。心から感謝の気持ちを伝えたいです。 この仕事は料金をいただいているにも関わらず「ありがとう」と感謝される仕事です。「人のためになる最高の仕事につけて良かったね」ともよく言われます。こちらこそ、そんな治療家にさせてもらえてありがとうございますと伝えたいです。 たくさんの人に愛されてきたからこそ、長い時間をかけて「自分で治すが身につく」をコンセプトとした予防
閃いたのは「いつも通りの施術をやってみよう!」ということでした。そのまま背中に色を付けていくと・・・やった!これだ!これこれ!これだよ!という素人とプロの違いがハッキリ出てる!というものができあがってきたのです。
①聞く、②診るで出した情報は図に色分けして分かりやすくし視覚化します。そして、洗いざらい出した全ての情報をお客様にすべて伝え、治療家側だけで情報を持つのではなく一緒に共有します。ここで治療家がすること「③伝える」へとつながっていきます。
さてどうしたものかと考えている間に僕はお客様に「背中を貸していただきたい」と声をかけてしまっていました。どうしたらいいかなんて考えてないでさっさと身体を動かしてしまえと思ったのです。そして作品を作る前にバシーーーーン!と閃いたのです!
身体の特徴と状態を知ると、どのようにケアしていくのか、どうやって予防や維持をしていくのかが見えてきます。何も知らない状態で治療していくよりも情報を知った上で治療するのとでは雲泥の差があります。その方がお客様も治療家も安心して治療に臨めるのです。
するとやっぱり感想は同じ。全然面白くない。そこで思ったのです。GEISAIに参加した時に審査員が僕の前をスルーしていった意味が!ちょっと視界に入るだけで「これは作品にすらなっていない!」と目の肥えた審査員は分かったんだと思います。ジャンルは違えど同じプロになった今だからこそ分かる。(お客様が体操をやってるかやってないか一瞬で判断がつくようなものですw)
さて、ここまでお客様のお話を聞いてこれまでの身体の使い方やストレスを捉え、いくつかのテストで身体のゆがみ、ねじれ、傾きを確認し、実際に触って状態を細かく診ていくと、お客様の身体の特徴と状態がハッキリと浮かび上がってきます。
全然ダメ。何も面白くない。つまらない。考えも思いも何も伝わってこない。今なら分かる。ただ触ってるだけであってこれは誰にでもできるパフォーマンスだ、と。一瞬で分かってしまった。でもそんなことはないともう一度背中を借りてやってみました。
あとは触診です。これも診るに入ります。そしてこれは指圧師の最大の特徴といえるものですね。全身を触る手から情報が入ってきます。頭のてっぺんから手足の先までを触って、筋肉の質、状態、関節の柔軟性、可動域、背骨のカーブ、むくみ、腫れ、コリ、熱感、冷えなどが見えてきます。身体は繋がっていますから部分的にとらえるのではなく、全体を診ることが大切です。僕は足も使うので足の情報もプラスされます。
とりあえず以前のようにベタベタと押すだけの作り方をしてみました。やっぱり作ってる時は血沸き肉躍る感じでドキドキしてめちゃくちゃ楽しい!もうこれを仕事にしたいぐらいの感じ!それでもって久しぶりにできた作品を見ると・・・
その他、お客様が病院で診断する際に使ったレントゲンやMRIがあれば持ってきていただきます。それも重要な視診の情報源ですね。「病院に行っても何もしてくれない!」という方もいますが、こうやって画像による情報を得られますし、異常なしでも、原因不明でもそれは立派な情報です。
そして2023年の夏頃、大学時代の友達にmy back boneの話をした所「なんだそれ?絶対やったほうが良いだろ!」と言われ、じゃぁ背中を貸してくれないか?とお願いしてmy back boneは15年ぶりに再スタートすることになったのです!
さて今度は視覚的にお客様の身体の特徴や状態を捉えていきます。それをするために当院ではいくつかのテストを実施しています。それそれが身体のゆがみ、ねじれ、かたむき、筋肉のバランスを診るものとなっています。 ①足踏みテスト ②横に倒すテスト ③ひざの向き ④足首の角度 ⑤背骨の左右の曲がり ⑥背骨の前後の曲がり ⑦背骨のしなり ⑧横座りテスト
プレゼンをする中でmy back boneの話になると必ず「これ、面白いなぁ」「いいですねこれ」「なんですかこれは?」「え?ちょっと待って見せて!」となりました。もっと大事なことを話しているのに!と思いながらも、引っかかるのはそこだったのです。
次は治療家が行う「②診る」です。診ると言う漢字を使っていますが、私は医師では無いので診断はできません。診断の診るではなく体を見る方の診るです。国家資格を持つ我々の職業は医療行為になるので「診る」にしました。
経営者のお客様たちからは「あなたはもう会社を作りなさい」とアドバイスを受けていたので、会社設立のために片っ端からお声がけさせてもらっていると色んな人に会う機会が増えていきました。そして店のことのついでにmy back boneの話をしたのです。