マガジンのカバー画像

太のストーリー

112
生きる姿を、音楽と。太のストーリーを紹介します。
運営しているクリエイター

#最近の学び

本屋が気づかせてくれること

この世界には、たくさんの人が生きていて、それぞれが違う価値観を持っている。 さまざまなコ…

空を見上げてじっと待つこと

Chat GPTが世の中に登場した影響は、自分の仕事にも出てきている。 うんうん唸りながら企画書…

格好良く生きたいなら、格好付けんなよ。

久しぶりに、寝室に置いてあった浅野いにおの「零落」を手に取って読んだ。 仕事にだけ没頭し…

今も昔も変わらぬこと

最近、寝る前に読むのは、もうこの世にいない作家や詩人の作品だ。 夏目漱石や太宰治の小説を…

自信が持てなかったとしても

「もっと自信を持ちなよ」 と誰かに言われた経験があれば、逆に僕から誰かに対して言った経験…

いらなくなった物で人は繋がっている

来月、引っ越しをする。 今の家には、3年間住んだ。 物欲のない夫婦の2人暮らしではあるけれど…

違う歩き方で共に前に進む友に、花束を贈る

「オレ、カレー屋やりたいんよ」 夏フェスの会場で淳吾がヘラヘラしながら僕に言ってきたのは、もう7年も前のことだ。 2015年の夏、僕は社会人2年目。 一個下の淳吾は新卒ほやほやだった。 淳吾は、僕が大学生の頃に、ライブハウスで出会った歳下の友人だ。 淳吾は岐阜で活動しているダウニーズ(仮)というバンドでギターをやっていて、僕が友人と一緒に東京のライブハウスで主催していたイベントに出てもらったのがきっかけで、今も付き合いが続いている。 ※過去にダウニーズ(仮)について書いた

"やること"ではなく"やらないこと"を決めたらうまくいった

中学3年生の夏休み、僕は自室の勉強机の上でちょっとした絶望感を味わっていた。 試しに開い…

もっと何かに頼ってもいいんだよ

つい最近、知り合いから「社交不安症」という言葉を教えてもらった。 言葉通り、人や社会と交…

思い違いは空のかなた

社会人になったばかりで大人の雑談の仕方もよくわからなかった頃(今もよくわからん)、仕事で…

「なんとかできる」と思えるのは少しずつ積み上げたから

先月は転職前の有給消化期間でせっかくの長い休みだったけれど、飲み会や旅行がコロナの影響で…

その場で言い返せば良かったのに

先月、前職で迎えた最終出社の日のことだ。 取引先との挨拶を電話やメールで済ませてから、社…

不貞腐れた後輩の姿は、5年前の僕でしかなかった

社会人1年目。 希望が通らなかった配属先が不満で仕方がなくて、職場で不貞腐れている時期が…

同じサッカーチームを24年間応援して、やっと分かった向き合い方

2021年9月18日。 名古屋グランパスに一点リードされたまま、試合は終盤を迎えた。 終了を告げる主審のホイッスルを確認するや否や、速攻でテレビ画面を消した。 「あー、悔しい!無理ー」 ソファに顔を埋め込む僕を見て、奥さんが気の毒そうに言った。 「またこの季節が始まってしまったね」 夏の余韻が徐々に消え始める9月の半ばから、僕は毎年不安定になる。 応援している横浜F・マリノスのシーズンが終了に近付き、結末が見えてくる時期だからだ。 歓喜に終わるのか、大きな落胆に終わるのか。