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太のストーリー

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生きる姿を、音楽と。太のストーリーを紹介します。
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#転職

青空の下、永福町の公園で思ったこと

6年前の夏の終わり。 パワハラにあって、自主退職に追い込まれた。 一時期は無職になってしま…

「なんとかできる」と思えるのは少しずつ積み上げたから

先月は転職前の有給消化期間でせっかくの長い休みだったけれど、飲み会や旅行がコロナの影響で…

その場で言い返せば良かったのに

先月、前職で迎えた最終出社の日のことだ。 取引先との挨拶を電話やメールで済ませてから、社…

最後に笑うのは正直な奴だけだ

僕は今、広告業界の制作会社で働いている。 働き始めてから、数年の歳月が経った。 仕事内容を…

水タバコの煙と共に消えた世間体

汚いものを見るような目で睨まれるたびに、心臓の音が早くなる。 入社前に面接で会っていた頃…

五月、「ここは自分の居場所じゃない」と思ったときに

今から7年前の五月。 社会人1年目。地方に赴任してすぐに開かれた、新人歓迎会でのことだ。 た…

人との距離のはかりかた

2017年の春。 僕は新卒で入った会社を辞めて、ベンチャー企業に転職した。 そして、失敗した。 会社を変えてわずか3ヶ月、夏に差し掛かった6月の終わり。 一つもうまく進まない新しい会社の環境で、心が限界を迎えて満足に寝ることができなくなってしまった僕は、真夜中に街を練り歩いて、辿り着いた公園で半泣きになることが習慣になっていた。 転職する前、新卒入社した会社では、やると思っていなかった部門に配属されてもがき苦しんだ末、やっとのことで本来やりたかった企画系の仕事に異動ができ

その足でちゃんと立ってるかい?

 社会人になる、少し前からだろうか。  ずっと、ずっと、実態のない何かを求めている。  た…

一生の友達じゃなくても、一生の思い出。

 「え、まじで!?」  もう一生会うことはないと思っていた、懐かしい顔と再会した。  好…