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【レギュレーション紹介記事】旧裏ポケカハレツー(晴れる屋2)殿堂レギュへの誘い



■はじめに

ご無沙汰しております。初めての方は初めまして。
主に前年度まで秋葉原で活動をしていた『きすけ』です。
今年度から大阪に移住しており、主に高槻にてお世話になっております!
皆様、引き続きよろしくお願いいたします(*'ω'*)

早速ですが、本題に。

まず旧裏には複数の「~殿堂」という独自のルールが存在します。
主に強いカードへの点数配分が違いであり、デッキに入れられる強カードを制限するルールが複数存在する、ということです。

それに伴い、初心者の方々にとっては少しややこしい印象を持たれがちではありますが、
『旧裏、という決められたリソースの中で、デッキ構築の幅が変わり、活躍できる場がそれぞれにある。』
だけで、根本のルールは同じなのでやってみればすごく単純です。

本記事では、これまで僕がメインで遊んでいた『ハレツー殿堂』の面白さと、拙い環境について、皆さんに共有させていただき、少しでも『晴れツー殿堂』に、引いては『ポケカ旧裏』に興味を持っていただければ幸いです。

■ハレツー殿堂について

まず、ハレツー殿堂の誕生と、内容について。

ハレツー殿堂は、その名の通り秋葉原にある「晴れる屋2」というお店で、2022年に誕生しました。
当時、主に使用されていた「新殿堂」「杉並殿堂」「高槻殿堂」とは別に、
定期的に店舗で開催される大会用に、元店員である『ユリガタ氏』が作成された年数としては若めの殿堂です。

氏の記事から特色を引用させていただくと、


  1. いろんなポケモンが活躍できる。

  2. 方針1に伴い、無色2個エネルギーの制限解除にチャレンジする。

  3. 方針1や、方針2に伴うパワーバランスの都合上、エネルギーの加速を担うカードの制限は多少控えめにする。

  4. 方針1に伴い、ポケモンとトレーナーの組み合わせに制限をかける場合、なるべくトレーナーに制限をかけるようにする。

  5. 相手をロックするような戦法やワンキルなど、一方的なゲームに持ち込むデッキは厳しめに制限する。

  6. 比較的集めやすくかつ有用な、殿堂ポイントが0のベイビィポケモンをある程度用意する。


これがハレツー殿堂の特色です。

恐縮ながら、僕の言葉でまとめさせていただくと
「ロックやワンキルが制限が大きく」、「エネ加速ができるので、序盤事故っても逆転できる可能性があるデッキが組め」、「無色2個エネルギー(以降、二個玉)が使える」「お財布にも優しい」殿堂、です。

これから始めようとする皆様、最近始められた皆様…
どうですか?!?!?
とても魅力的な殿堂に見えてきませんか?見えますよね?(いつもの同調圧力)

■ハレツー殿堂との出会いと、自分語り

■自分の初心者の頃を振り返る(飛ばしてOKです←)


この見出しでは、僕の旧裏の歴史と、ハレツーとの出会い、当時初心者だった自分の感想を共有できればと思います。

自分語りを掲載するのはいかがなものか、とも思いましたが、
ハレツーの魅力に感じた点を語る上で、当時初心者だった自分の感じた点が切っても切れなさそうでしたので、お付き合いいただければと思います。

※あくまで、新参者の初心者時代に感じた個人感想が主です。飛ばしてくださっても問題ないです。
※また、他殿堂と優劣をつける気持ちは一切ございません。すべての殿堂に独自の良さがあり、僕自身も楽しんでいるよ、ということは事前にお伝えさせてください。

僕が旧裏を始めたのは2021年ごろ、ハレツー殿堂ができる少し前です。
当時、別TCGを主にプレイしていたのですが、あまりのインフレに辟易し、友人とのTCG交流が少しマンネリ化していたころです。

自分たちの思い出を刺激するカードが売っているぞ。
しかも、その固定化されたプールで、ずっと遊んでいる界隈があるらしい。

そう友人に誘われて、この世界に足を踏み入れました。

思い出補正もあり、すぐにどっぷりハマったわけなのですが、
友人とずっと身内回しをしているうちに、初心者の自分たちにとって懸念点が生まれました。

①『現行殿堂で強い構築がガチガチ(相手に何もさせない)すぎてフリーで使用しにくい』
②『研究が進んでるがゆえに、初心者がパッと思いつく範囲で、使えるカードが少ない』
です。



これは前述している「相手をロックするような戦法やワンキルなど、一方的なゲーム」が初心者の自分たちにとっては厳しく感じました。
特に使いたいカードで楽しむ/のめり込むために遊ぶ段階でのフリー対戦をするうえで、ここがとても大きな障害でした。

また、界隈のオフ会や大会などの情報も集めだしてはいたものの、
「わざわざ勇気出して参加して、ロックされて負けるの泣いちゃいそうだな。」
という気持ちが強くなり、足踏みしたことも記憶に残っております。

※繰り返しになりますが、この点に関しては、他ゲームでもある「ガチデッキ」「ファンデッキ」論争に近いので、飽くまでも自分が初心者の時に、感じたことを記載しております。一意見、感想として参考にしていただき、他の方々のご意見もぜひご参照ください。


自分が始めたころは、既存の殿堂内でのカードたちは、当然長きにわたり考察が進み、ランク付けもされている状態でした。
この状態は、初心者として非常に参考になるとともに、初心者の自分たちでの考察介入の余地がなく、使えるカードが限られて見えてしまいました。
※あくまで初心者当時の感想でs(ry。

■ハレツー殿堂の誕生

上記のような感想を持ちつつも旧裏ライフを最高に楽しんでいたきすけ君の元に、ある情報が…

晴れる屋2が旧裏の大会を開催するらしいぞ、しかも新しい殿堂で…

初心者の自分にとっては、気軽に参加できる店舗開催大会は、とても魅力的に思えました。
(すでに存在した駿河屋高槻店さんは、東京から遠かったのです…w

しかも、新規の殿堂をみるとビックリ。
氏の方針が反映されていたため、自分が足踏みしていた部分が解決されている上に、これまでと毛色が違う殿堂の予感がするではありませんか!

そりゃあ参加するしかねぇ!
と意気込み、開催初日から今に至るまで、お世話になっている次第です。

通っているうちに感じたのは、
やはり、当時からネットで拝見していた、他殿堂で実績をあげたカード達とは、また違ったカードたちが主役となっていたのが印象的です。

■本章のまとめ(これだけでいい)

つらつらと自分語りも含めましたが要約しますと、

・初心者にとっては、まずはプレイして楽しみたい、という方が多いと思っているので、ロック/ワンキルに制限が重い本殿堂はお勧めしたい。

・誕生してからまだ若い殿堂のため、まだまだこれからたくさんのカードたちが考察され、活躍できる可能性が一番高い殿堂である。

・定期開催される店舗大会で使用される殿堂のため、今後も存続の可能性が高く長く楽しめる殿堂である。

・きすけは、始めた時期と生まれが近い本殿堂に親近感を覚えている。←?

ということが言いたかったです!

■ハレツー殿堂の特色と点数の特徴

では、いよいよここからはハレツー殿堂の中身についてお話していければと思います。

繰り返すことになりますが、僕が考える特色としてまとめますと以下のようになるかな、と思います。

①相手をロックするような戦法やワンキル、ハンデス、超耐久など、一方的なゲームに持ち込むカードの点数が重い。

②程度の差はあれ、相手のギミックやロック、タイプに対して、対抗札のポイントのほうが低く設定されている。

③二個玉にも言えることだが、他のデッキにも汎用性のあるギミックのパーツ、ではなくギミックを使った結果、異常な強さを誇るポケモンそのものに点数がかかっている。

このような特色から、相手を積ませる、というゲーム性よりも、
力を出し切りあい、派手な殴り合いをする、ようなゲーム性が特徴かなと思っております。

①ロックやワンキル、ハンデスのカードについて

基本的に、相手にゲームをさせないようなカードに対しては、点数が付与されている印象です。
せっかく好きなポケモン/カードででデッキを組んでも、これらで負けてしまうと、多少なりともやるせない気持ちになると思いますが、ハレツー殿堂では点数が重いため、まず使用者が少ないです。
また使用する際は点数的にそれに特化する必要があり、使用された側も納得感があります。

・ワンキル

カスミ:★1
カスミのヒトデマン:★2
エリカのプリン★8!

上記、明確に1ターン目の殺意の高いカードにはしっかりと制限がかけられています。
もちろん、使えないわけではないのですが、ここに点数を全ツッパする勇気が必要になり、相手をしていても納得感があります。

・ハンデス

ミニスカ:★4
R団のワナ:★4
R団のおねーさん:★2
くすぐりマシン:★2
ヨルノズク:★1

こちらも、イラストではカバーしきれない?殺意と対話拒否力を備えたカードたちが重くなっております。
特にミニスカやワナについては、
「先行を取らなければ最大限力を発揮できないカードを最大2枚しか入れられず、決まらなければ殿堂ポイントで大幅不利。」
という制約の上で握っている方を見ると、逆に天晴!と感じされるくらい、点数が重いですw

・ロック(トレーナー)

わるラフ:★8
ゴースト:★3
コダック:★2

ハンデスと同様、とりあえず入れて遅延しよう、という考えを許さないよう殿堂が重めに設定されています。
ハンデスもそうですが、きちんと蓋をした後どう勝つか、の構築をしっかりと要求され、点数が重い分、その要求がとても重くなっています。

・ロック(その他)

進化禁止プテラ:★7
能力禁止べトン:★7
逃げ禁止カビゴ:★4

基本、他殿堂でも重い設定がされている上記カードも、しっかり重めに設定されいます。

②対抗札の充実によって生まれる読みあいの楽しさ

前述した①のカードたちは、その圧倒的なパワーから、決まってしまえばそのまま勝ちにつながります。
が、ハレツー殿堂のいいところは、『完璧に』とは言わないまでも、対策札の方が容易に入れられる環境である、ことだと思っています。

・ワンキル
他の殿堂に比べて、優秀なベイビィポケモン、HPの高いたねポケモンが0点のため、ワンキルの確率を低下させる手段を検討できます。

みーんな:★0!

・ハンデス
2ドローピィ(殿堂0点)、ウツギピィ(殿堂2点)を採用することで、同程度以下の点数を使用することで対抗策を入れることも検討できます。

2ドロー:★0
ウツギ  :★2

・タイプ相性
ポケカで最も理不尽?な「タイプ相性差」を埋められるバリヤードが他殿堂と比べても低い1点に設定されているため、いろんな色を手軽に使用できます。

:★1

・ベンチで働くロック効果
じっとみるププリン、が0点のため、使う側が相手の構築をしっかり見極める必要が生まれます。
使われる側は、この保険がある以上、言い訳ができないので、
枠を割くかどうか、を環境とにらめっこする必要が生まれます。

:★0

実際に、対策札をすべて入れることは不可能ですし、対策としても完璧ではありません。
ただ、使う側よりも安い殿堂ポイントで対策があるんだ、という環境そのものが重要であると思っています。
これにより、使う側がただパワーカードに頼り切る思考を許さず、使われる側の使われたら負けて仕方ないという思考を許さず、お互いに入れられたことを考えて。。。最近見ないから意表をついて。。。という新しい構築段階の考察が生まれ、環境サイクルの潤滑化を促すと思っています。

③色々なポケモンたちを活躍できるギミックの点数の軽さ

本殿堂では、傾向としてギミック部分ではなく、ギミックの終着点/主力カードに点数をつけている印象があります。
そのため、他殿堂では点数高く、新しい組み合わせが難しいギミックが使え、他では見られないデッキが多くみられます。

・無色2個エネルギー

★0

もはや、本殿堂のメイン、『顔』といっても差し支えないカードです。
他殿堂では軒並み点数が重く設定されているこのカードが0点、であることが大きな特徴です。
これにより、他殿堂ではけん制されがちなカードたちが頭角を現します。
その代わりとして、使用時にパワーが大きく上振れる可能性があるカードに、制限がかかります。

各メタモン:★1
ハガネール:★1


・カメックス

:★2

他殿堂では主に3~4点、とかなり重い設定をされているカードです。
古来からの相棒であるオーダイル、トラッシュ交換等の点数が重くする代わりに、カメックス単体は使いやすくなっており、様々な他の水デッキが文字通り、「水を得た魚」のように活躍できます。

オーダイル:★4
トラッシュ交換:★1


■ハレツー殿堂での注目カード

次に僕なりのおすすめカード達を少し紹介できればと思っております。


・プクリン

:★3

2個玉を使っての実質2エネ60ダメは脅威です。
一度、点数改定が入ったにも拘らず、未だに時折活躍しております。


メタモン(すごいへんしん)

:★1

2個玉がWレインボーエネルギーになっちゃう子です。
多色2エネ40ダメ技のポケモンを入れておき、
「へんしん」→「2個玉」→「弱点80点!」などのワンキルよりの構築や、
2個玉2枚で2ターンで4エネ大技を放つ!なんてことも可能です。


・ニューラ

:★2

たねポケ、逃げエネ0、HP60でふくろだたき!
驚きのお買い得商品ですね!
2点でこのカードを使えるのはここだけではないでしょうか!(
コインに自信のある方はぜひ使ってみてくださいw



・バリヤード(ニュートラルダメージ)

:★1

闘や超を使いたい時、抵抗力でお困りのあなた!
この子が万事解決してくれます。
環境に多い色の弱点色を使いたい時も重宝しますし、本当にこの子のおかげで使用デッキの幅が広がってるな、と感じております。


・メガニウム、バクフーン

:★0

エネ加速はカメックスだけじゃない!
1ターン1加速しかできない&コイン依存、とカメックスよりは劣るかもしれませんが、0点というのは驚異的です。


・3銃士(命名:きすけ)

:★0

旧裏たねポケのレジェンズ(?)が、全員0点です!
たねアグロのような使い方もできますし、弱点補完の初段としても択に入れることができます。

■最後に

ここまで拙い文章にお付き合いいただきありがとうございました。

以上のように、本当に他の殿堂とは違った特徴が強く、新鮮味の感じられる殿堂ですので、初心者の方から、熟練者の方々まで、皆さん楽しめる殿堂かと思っております!

また、東京秋葉原では毎月、定例で本殿堂の大会が開催されており、
加えて、晴れる屋2さんが今年、関西に進出するとのことで
今後は関西でも高槻殿堂と並んで、末永く楽しまれていったらなーと感じでおります。

■ここからは宣伝!!

先駆けて、開催で今年10月に、ハレツー殿堂での大会/オフ会を開催予定です!

大会参加予定の熟練者の方々はもちろんですが、
僕は、主催として基本参加せずに、管理を行う予定のため、
解説や、マッチングなどを行えますので、大会はちょっと…
という初心者方も、ぜひハレツー殿堂を遊びに来てください!!

最後までお読みいただきありがとうございました。

#ポケモンカード #旧裏


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