水風呂に入って、サウナのよさを、はじめて知る

もともと自分は風呂に特に良さを感じず過ごしてきた人間だ。銭湯はせいぜい15分。長風呂なんてもってのほかである。

だが、ここしばらく心身ともに疲れ果てて、もう体が重くて動かないところまできた。さすがに自分でもこれはマズいと思い、いろいろと調べた結果、興味を持ったのがサウナだ。

サウナは、かつてためしに入ったことはあるが、あの蒸し暑さに1分も持たず出てしまいそれっきりだ。が、そこで自分はサウナの入り方をわかってなかったことを知った。

サウナはサウナ室だけではない、その後水風呂に入り、休憩するというステップを踏まないといい気分にならないそうだ。

それを知って、ものはためしと近所の銭湯に向かった。まずはサウナ室で5分。時間が全然に進まない。しかし、こんな暑すぎる環境にいると、そのうち自分の頭の中をぐるぐるしていた悩み事や考え事がだんだんと消えていく。瞑想&マインドフルネス、10kmランに続く新しい煩悩解消法に出会った。煩悩解消の話はこれはこれで1記事になるので、またあらためて書いてみたい。

さて、いよいよ未知の体験、水風呂だ。ひえっ、あたりまえだが冷たい。はじめはブルブルしていたが、少しずつ慣れてくると、だんだんと重かった頭がすっきりしてきた。なるほど、サウナが水風呂が肝心というのが少しわかった気がする。

そして、休憩。今までにない不思議な感覚だ。サウナ愛好者が到達するような涅槃の境地まではたどり着かなかったが、重かった体がたしかにすっきりした。

家の風呂はあいかわらずカラス風呂だが、サウナは長い間滞在しているおじさんのきもちはわかるようになった。また行きたい。

そういえば、ちょうど「孤高のグルメ」のサウナバージョン?というべき、サウナのドラマがテレ東さんでやってる。自分の説明は下手すぎるので、ぜひ一度癒しの世界を覗いてほしい。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?