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自己紹介

はじめまして、ずっとやらなくちゃと思っていたこと、やっと始めました。

OLASという婦人科がんサバイバーのために、性生活の情報提供や支援をしていく団体です。

私は普段婦人科の看護師として働いています。

突然ですがみなさんにとって性生活とはどのようなものでしょうか。
女性としての価値を位置づけるもの
愛情を表現するもの
日常を彩るプラスアルファのもの

様々ですよね。
ただもともとの捉え方はどうであれ、
性の健康の重要性は何かがスムーズにいかなくなってみて、今まで通りにできなくなってみて、顕在化してくる。
私が支援したいのは子宮や卵巣を失って、
性生活に対してなかなか前向きになれないでいる
がんサバイバーさんたちです。

睡眠欲、食欲とならび私たちは基本的欲求として、性欲をもっています。
「性の喜びや幸福はwellbeingの大切な一要素である」と世界的にも言われています。
性の問題はないがしろにしてはいけない部分であるにも関わらず、治療に伴う性生活への影響の情報提供が不十分であったり、それらの思いをオープンに語られる雰囲気ではないことをひしひしと感じています。

もっとオープンに話し合えるような土壌づくりをしながら
治療によって性生活にどんな影響が出てくる可能性があるのか
どのように対処していけばいいのか

を情報提供していきます。
そして、この問題にどうやって取り組んでいったらいいのかを読んでいただいているみなさんと一緒に、考えていきたいと思っています。

医療者もぜひ知識をつけて、現場で活用していってほしいです。



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