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セコンドのような鍼灸師に

『ロッキーVSドラゴ:ROCKY Ⅳ』

1986年日本公開のシルヴェスター・スタローン監督・主演作

『ロッキー4炎の友情』を、

スタローン自ら未公開シーンも加えて再編集し、

生まれ変わって昨年夏に公開された映画です。

ロッキーシリーズもボクシングも全く興味のなかった私でしたが、

たまたま誘われて観て、

本当に観て良かったと思ったのでした。

みどころはたくさんたくさんあるのですが、

一番はトレーナーとセコンドの二人。

ドラゴとの対戦のためにシベリアの大雪原に到着したロッキー。

ここで彼は試合までの日々を孤独なトレーニングに励むのですが、

極寒の田舎(ソ連の監視付き)という環境にさすがに息をのむロッキーに

二人は告げます。

「おれたちがついてるぜ。」


そして宿敵ドラゴとの戦い。

まるでサイボーグのようなドラゴに圧倒されるロッキー。

リング外の二人は、声を嗄らしてロッキーを励まし続けます。

「いいパンチだ!」
「いいぞ!」
「うまくいっているぞ!」

リングの上の孤独な戦い。

自分が出て行くことはできないけれど、

リングの外から必死でロッキーを支える二人に、胸が熱くなりました。

そして、私もこんな鍼灸師になりたいと思ったのです。

患者さんの抱える辛さを代わりに担ってあげることはできないけれど、

お灸と刺さない鍼とマッサージでこころとからだを整えることで

リングの外から一生懸命支援して、

「わたしがついていますよ。」と

そっと背中を押したいです。

そんな鍼灸師になりたいと思います。







貴方のサポートを心よりお待ちしております。 私は主にお灸で治療する鍼灸師です。 貴方のお志は、お灸で世界中の人を健康にするために、使わせて頂きます。