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田舎も世の中も豊かにしたい!

内子町小田地区に引っ越して丸4年が経ち、「地方移住」についての文章を、という依頼が来た。

内子町とのご縁は都市計画を学んでいた大学院時代。歴史的な建物や産業などの調査に参加したことがきっかけだった。移住後、地域おこし協力隊になり、飲食店やお宿、シェアハウス、キッチンカーの運営、お米販売などしている。

活動の傍ら、14棟の空き家にめぐり逢い、20名もの移住者に恵まれた。「都会から地方への移住」の風潮も高まっていたことも後押した。

内子町小田は美しい田畑が広がり、美味しい野菜、お水、空気が手に入る。人も温かく、東京に住んでいた僕にとって癒しとワクワクの時間だった。

魅力的な田舎暮らしは各地で少しずつ減っている。田舎がもし衰退したら都会暮らしもしんどくなる。実家から野菜が届かなくなり、農業も工業も輸入頼み。いくらお金があっても国産野菜も美味しい空気も手に入らなくなる。水害や温暖化も田舎と無関係でもない。

教育も政治も変えたほうがいいことだらけ。どうしようもできないことに見えるけれど、あきらめたツケは確実に残る。そして私たちよりも子ども世代ではより顕著になる。都会や田舎を区別せず、豊かな暮らしを求めていたら、自ずと田舎も教育も政治も少しずつ良くなる気がしている。あきらめず一歩ずつ進むことが大切だ。



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