都会への希望 やりきれない自分の向かう先

論文が書けない。
そう思って、車を走らせてみる。
これは初めてのことではない。
いつも通り、気が赴くままに走らせてみる。
そうして走らせた先は何故かいつも都会の方だった。

都会に行けば
何かが解決するかもしれない。
頭のどこかでそう思って、
都会に走らせているのかもしれない。
なんとなく流行りのJ-POPをかけてみる。
コンビニで軽食を買ってみる。

しかし、論文は
一つも進まないのである。
これまでの人生もそうだった。
これではダメだと思って、
感情の赴くままに動いてみると、
いつも行き着く先は都会だった。
いや、行き着く先は欲望だった。

欲望を満たすために動いていた。
しかし、結局、解決しなかった。
どこかで「欲望」を「希望」
と勘違いしてしまうところがある。

しかし、欲望を満たしたところで
次なる欲望に取り憑かれて、
欲望の赴くままに進んでいく。

課題を克服するのに
求められているのは立ち向かう力だ。
立ち向かう力は欲望からは生まれない。
冷静に自分を見つめ、
課題がなんなのかを
見つけ出さなければいけない。

しかし、時に、気晴らしは必要である。
もしくは刺激が必要である。
旅に出て、音楽を聞いて、
映画をみて、読書をして、
いつもと違う世界観を感じ取ることで、
自分がわかる。

なーんだ、大したことなかったなぁ、
と、悩んでいたこと、
行き詰まっていたことが、
単純なものに感じる。

嫌だなぁと思いながらも、
気を晴らしながら、
自分との課題に
向き合える毎日を送りたい。

ちなみに今回の気晴らしは
面白いWeb記事2本と
都会のスターバックスだった。

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